† ミランダ・ロットーについて †




 

JC3巻『巻き戻しの街』で登場。
大型置時計イノセンスの適合者。

不幸だの不運だの不器用だの根暗だの、あらゆるネガティブをしょった彼女だが、実は、かなり前向きな人だ。
本当に人生後ろ向きな人間は、毎日職探しになんか行かない。
しかも、まっとうな職を探そうなんて思いやしない。
自分のポカで100回以上仕事をクビになっても、それでも『今日こそは!』と職探しに行く辺り、只者じゃない。
いやそれ以前に、失業100回目を迎えるまでヤケ酒に走らなかった辺り、強靭な精神の持ち主に違いない。
自分では、

『私がダメな理由
何やっても上手にできないくせに やろうとするトコロ
もうやらないと決めたくせに 未練がましくまたやろうとするトコロ』

と語っているが、失敗しても努力することを諦めないことは、欠点ではなく美点だと、私は思う。
そんな彼女は、少年達の人気者だ。
歌まで作ってもらっている。
彼女が引っ越す際の少年達は、『追い出されるんじゃなくて?』なーんて、ひねくれたことを言いつつも、実は寂しがっている様子だ。
実際、彼女が『追い出される』ことになっていたら、彼らは一致団結して大家に直訴に行ったことだろう。
『明日から、あの不幸女をからかえなくなるな・・・』
なんて、馬車をいつまでも見送る彼らの姿は、想像するだにほほえましい。

さて、黒の教団へ居を移したミランダ。
彼女がエクソシストになるかどうかは、今後の修行次第。
つまりは未定のようだが、不器用とはいえ、あの不屈の精神があれば、いずれ課題を乗り越えることだろう。
彼女自身は。

問題は、あの大きな置時計型のイノセンスで、一体どうやって戦うのかということだ。
いくらなんでもアレを常に持ち運ぶことはできないだろうし。
いや、『私はやる!!』と、あの不屈の精神で何とかするのかもしれないが。
それよりもむしろ、科学班が英知を結集して、子機を作ってくれそうだ。
そう、電話のように。
ただし、子機は100m以内に親機(置時計)がないと作動しないという条件付。>一般的な電波を使っているので、話しかけたりすると盗聴されまくり。(誰がするか)
なので、彼女は常に馬車で移動。
アクマを察知すると、その行動範囲内から外れないように追い詰め、腕時計型子機で時間を吸い取り、アクマになる以前、もしくは、レベル1にまで時間を戻してしまうとか。
その後、戦士系エクソシストがアクマを破壊。
ちょろいもんだぜ!やったな、ミランダ!なーんて、夕陽を背にニヤリとかするのだ。(誰が)

これからの、イノセンスの課題は、直径100m圏外でも発動できるようにすること。
さもないと、アクマを追い詰め損ねた場合、親機を破壊される恐れがあるため。
しかし、親機が破壊されそうになると、ミランダが包丁を持って『私の友に何をするの!!』と追いかけてくるので、ある意味結果オーライ。
親機と子機の挟み撃ちに加え、リングや呪怨並みの恐怖も体験できる。
アクマだって裸足で逃げ出すほど怖いだろうことは請け合い。
彼女自身の課題はもちろん、一日も早くエクソシストになることだが、それ以前にまともな体重になることだろう。
その点に関しては、黒の教団のママン、ジェリーがなんとかすることを期待したい。


 







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