† L’heure V †







 「犯人は日本茶館の主人だと確信した!」
 その声に室内はしんと静まり返った。
 「・・・ガルマー警部、それはどういう意味だ?」
 静かだが、明らかに怒りを含んだクラウドの声に、ガルマーは恐れ気もなく向かい合う。
 「言葉通りの意味ですよ、殿下。
 犯人はあの娘です!」
 彼が断言するや、明るい日本娘を知る全員が表情を険しくした。
 「そんなはずはねーさ!
 確かにちょめは殿下と知り合いだけど、パリにいる間、この邸に入ったことねーもん!」
 ラビが真っ先に声をあげると、アレンも大きく頷く。
 「そうですよ!
 ここに来た事もないちょめ助さんが、どうやって一昨日まで殿下の指にあった宝石を盗めるんですか?!」
 きゃんきゃんと喚きたてる彼に、珍しくも神田が同意した。
 「ここに忍び込むのも難しいぜ。
 見た所、あいつは特に運動神経がいいわけでもない、普通の女だ。
 警戒厳重なこの邸に盗みに入れるわけがねぇ」
 「そうよ!
 それに、ちょめちゃんは泥棒をするような子じゃないわ!
 すごく真面目ないい子だよ!!」
 兄さんもなんとか言ってやって、と、リナリーに腕を引かれたコムイが、真面目な顔で頷く。
 「警部、彼女の素行に関しては、ボクが保証しますよ。
 それにね、事件に関わっているのは『金髪の少女』でしょ。
 あの子はどう見ても東洋人だし、10歳か11歳の女の子には絶対に見えないよ。
 それともなに?
 東洋人は若く見えるんだってこと?」
 コムイが意地の悪い口調で指摘すると、ガルマーの顔が悪魔のように歪んだ。
 ・・・が、それはどうやら彼の笑顔だったようだ。
 「・・・誰が金髪の少女当人だと言ったかな?」
 反撃できるのが嬉しくてたまらないとばかり、彼は胸を反らして大笑いする。
 「殿下!
 あなたが、犯人を放置してでも早く取り返せとおっしゃったあの宝石!
 あれを持っているのがあの日本娘だと、そう言っているのですよ!」
 「それは・・・どういう意味だと聞いている」
 不機嫌なクラウドの声にガルマーは、もったいぶって咳払いした。
 「単独行動の探偵と違って俺は市警の警部でしてね、部下なんかいくらでもいるんですよ!
 俺はこの邸の捜査をしている間、部下達をあの日本茶館へと向かわせていたのです!」
 そう言って彼は、芝居がかった仕草でラビとアレンへ向き直る。
 「君達に尋ねるが、あの娘は男爵家のオークションで、家具をいくつか買ったそうだな?」
 挑戦的に問われた二人は、緊張した面持ちで頷いた。
 「そうか。
 彼女はかねてより、君達とは仲が良かったのだろう?
 ではきっと、前日の内覧会よりも前に『特別に』あの素晴らしい宝石を見せてもらったのではないかな?」
 「え・・・そりゃ・・・・・・」
 「ちょめ助さんは、僕達が忙しいだろうって、親切でお葬式の手伝いに来てくれたんですよ!
 自分だって忙しいのに、日本じゃ友達がお葬式の手伝いをするのは当然だって!」
 口ごもったラビを押しのけたアレンが甲高い声をあげると、ガルマーは嬉しそうに頷く。
 「そうか、ではきっとその時だ!
 君達の『特別な』客である彼女は『特別に』ダイヤの指輪をはめただろうね!
 あの宝石は、一度身につけたら手放せない魅力があると、殿下もおっしゃっていた!」
 その魅力に若い娘が抗えるだろうかと、ガルマーはほくそ笑んだ。
 「先だって万博に出品していた品々を見ても、日本とは工芸に秀でた国のようだ。
 あの娘が以前、パリに雑貨屋を出していた時に寄ったことがあるが、色々と面白いものを扱っていたよ。
 あの国では、ガラスをカットして宝石のように輝かせる技術まであるのだな!」
 「宝石・・・?
 そんなのあったかな?」
 ちょめ助の店の品々を思い浮かべるリナリーの隣で、ラビが小首を傾げる。
 「切子のことじゃね?」
 「あれは・・・宝石のカットとは別もんじゃねぇのか?」
 訝しげな神田の言葉に全員が頷くと、ガルマーは彼を忌々しげに睨んで続けた。
 「ともかく!
 あの娘はオークションが始まるより先に本物を見て、触れてもいたのだし、高度なガラス精製と工芸の技術を持っているのだから当然、ダイヤの指輪の偽物くらいは作れるだろうと、そう言っているのだ!
 きっとオークション中の慌しい時間を狙って、指輪を偽物にすり替えたのだろう。
 本物を身につけていると危険だと思ったか、自分が落札した家具に忍ばせて、店に運ばせたのだろうよ!
 そうとは知らない殿下は偽物の指輪を落札し、ここに持ち帰られた。
 後は簡単だ!
 偽物とばれる前に、娘と共謀したそこの美形がどこかへ処分し、そ知らぬ顔をしているのだよ!
 偽物ならば、その辺に埋めようが排水溝に捨てようが、惜しくないからな!
 罪を怪盗に擦り付けて、自身らは平然と口を拭うと言う寸法だ!」
 どうだ!と、ガルマーは妙に確信を持って推理を披露する。
 しかしそれには、誰もが納得しなかった。
 「俺が共謀なんかするわけねぇだろ」
 怒るよりも呆れ果てた神田以上に不快げに、クラウドが眉根を寄せる。
 「我が臣下が私を裏切るはずがない!
 特にユウは、幼い頃から私の傍にいる、我が子同然の者だぞ!
 欲しいと言えばあんな指輪などくれてやるものを、わざわざ面倒な共謀などして盗むものか!」
 「なっ・・・?!
 さ・・・35万フランの指輪をですか?!
 こんな奴にくれてやると?!」
 考えられないと絶叫するガルマーに、クラウドは鼻を鳴らした。
 「35万ぽっち、ユウへの褒美にもならん。
 これは我が最高の宝だ。
 あの指輪程度、100個くれてやっても足りんくらいだ」
 「馬鹿な・・・!」
 唖然とするガルマーの前で、クラウドは神田へと目を向ける。
 「誕生日が終わったらあの指輪、やろうか?」
 「結構です。
 刀を握るのに邪魔になりますので」
 「そうか」
 満足げな笑みを浮かべ、視線を寄越したクラウドを、ガルマーはこぼれんばかりに目を見開いて見つめた。
 そんな彼へ、コムイは馬鹿にしたような半笑いを浮かべる。
 「ところで警部は、随分と彼女の力量を評価しているようだけど、日本びいきでいらっしゃるのかな?
 いくら日本人が手先が器用ったって、ちょめ君は職人じゃないよ?
 初めて見た指輪の偽物を、1日かそこらで作るのは無理だよ」
 ねぇ?と周りを見回したコムイに、全員が頷いた。
 「ラビみたいな記憶力があれば別ですけどね、ちょめ助さん、結構うっかりさんですよ?
 こないだも誤発注したとかで、自宅用に10袋買ったはずのかりんとうが100袋来たって、泣きながら売ってましたもん」
 アレンが大真面目に言うと、リナリーとラビも大きく頷く。
 「あれねー・・・。
 勇気を出して食べてみればおいしいけど、見た目は犬のフンみたいだから、全然売れなかったんだよねー・・・」
 腕組してあの時のことを思い出すリナリーに、ラビが苦笑した。
 「ちょめの奴、できるだけ自分で処分しようとして、3キロ太ったんだぜ。
 それもあって、しばらくへこんでたさ」
 「ちょっとお前達黙れ!!!!」
 次々と自分の意見を否定する彼らにガルマーが不機嫌な声をあげる。
 「俺はあの娘が疑わしいと思った時点で既に部下をやって、あの店を調べさせている!
 その結果、証拠が出たと、そう言っているのだ!!」
 「証拠?!」
 驚愕する面々を満足そうに見渡して、ガルマーは窓辺に寄った。
 「そろそろ部下達が証拠の品と共に娘を連行してくるはずだ。
 殿下にはよくよくご検分いただきたく・・・」
 にんまりと笑ったガルマーに、ラビが鼻を鳴らす。
 「それなら俺の方が詳しいさね。
 あんたはしらねーだろうけど、俺の記憶力はカメラ並みさ!
 指輪の台にあった細かな傷までばっちり覚えてんだから、全然違うもんだったらちょめに謝れよ、ヒゲ親父!」
 「ヒッ?!」
 ラビの無礼な言い様に目を吊り上げたガルマーは、足音も高く部屋を出て、ホールにいた執事に警官達が来たらすぐに部屋に通すよう命じた。
 「お手並み拝見といこうじゃないかこの赤毛っ!
 俺が正しかったら日本式土下座してもらうからなっ!」
 びしびしと額をつついてくるガルマーの手を、ラビは邪険に振り払う。
 「あんたどんだけ日本びいきなんさ!
 普通のフランス人は土下座なんかしらねーだろ!」
 「日本びいきは俺じゃなくて娘だっ!
 このクソ忌々しい美形のせいでな!」
 びしぃっ!と指差された神田がムッとして何か言おうと口を開くが、
 「だったらこの忌々しいぱっつんをタイーホすればいいじゃないですか!!
 か弱い娘さんをいじめようなんて、フランス人の風上にも置けませんよ!
 風下で焼けてろ!」
 と大声をあげたアレンを先に殴りつけて、床に沈めた。
 「・・・おい、おっさん。
 あんたが俺のことをどう思おうが興味ねぇが、まさか俺と同国人ってだけで・・・」
 「バーカバーカ!お前の同国人なんぞ、ハナっから信用できるか!!」
 思いっきり舌を出したガルマーに、神田のこめかみが引き攣る。
 「たたっ斬るぞゴラ!!!!」
 「ホラ見ろ!馬脚を現しやがってこの美形が!
 ウチの娘を盗もうって奴が、ダイヤを盗まないわけあるか!」
 「テメェの娘なんざいらねぇよ!」
 「なんだとコノヤロー!!!」
 「静かにせんか!!」
 クラウドの一喝で、騒がしい室内が急に静かになった。
 「警部、サチコがここへ来ると言うのなら、私が直接事情を聞こう。
 その間、警部は余計な差し出口を遠慮しろ」
 「殿・・・!」
 「反論は許さぬ」
 クラウドが言うや、もはやその部屋で口を開く者はなく、しんと静まり返った中でただ神経がぴりぴりと尖っていく。
 ――――・・・かなりの時を置いて、窓の外を見つめていたラビが身動ぎした。
 ちょめ助を連れたらしい警察馬車が、門をくぐって入ってくる。
 明かりには不自由しないポーチで、馬車から降りた彼女の顔は怒っているように見えた。
 まもなく、数人の警官に伴われて、不機嫌なちょめ助が部屋に入ってくる。
 彼女は表情を消してクラウドの前に進み出ると、深々と頭を下げて日本式のお辞儀をした。
 「殿下、おいらは決して、殿下の宝石を盗んだりしてないっちょ」
 顔を上げたちょめ助は、きっぱりと言う。
 「でも、おいらがオークションで落札したキャビネットの引き出しの奥から、男爵が持ってたって言う指輪とそっくりの指輪が出てきたことは確かだっちょ。
 おいらには正直、どういうことかまったくわかんないっちょね。
 だからぜひとも・・・」
 ちょめ助は室内の面々を見回し、コムイへと向き直った。
 「この事態を解明して欲しいもんだっちょ、探偵」
 「イイヨ」
 にこりと笑って、コムイはあっさりと了承する。
 「じゃあまずは、その『証拠』となった指輪を見せてもらおうかな。
 当然、持ってきてるんだよね?」
 ちょめ助を連行してきた警官に問えば、彼は困惑げにガルマーへと目をやり、上司が頷くのを見て持参の証拠品をコムイへ渡した。
 「ラビ、鑑定して」
 受け取ったものを放って寄越したコムイに頷き、ラビは手の中に指輪をころりと転がす。
 たったそれだけの仕草で、ラビはこれを『偽物だ』と判断した。
 「馬鹿を言うな、この赤毛!
 お前、たった一度手の中で転がしただけじゃないか!
 そんなことで偽物だなんてわかるもんか!」
 ガルマーの怒号をしかし、ラビは鼻で笑う。
 「わかるさ。
 言ったろ、俺の記憶力はカメラ並だって。
 この指輪、表面の方は小さな傷まで精巧に作ってっけど、内側にある名前の刻印がちょっと違う。
 本物はPeckのeが少し右に傾いて、位置も少し下にずれてるのに、これはきれいに並んでる。
 あの指輪は元々、あいつの兄さんのだったからさ、台を作ったのは多分、第二帝政時代さね。
 当時は刻印する機械の性能があんま良くなかったから、こんなズレがあったんだろうさ。
 でも今は機械も性能が良くなって、ズレなんかないようになってっから、きれいに揃っちまったんだな。
 まぁ、指輪の裏側なんてそう見ねぇだろうと思ったんだろうがおあいにくさまさね。
 せっかく、年代を出すのに掠れまで再現したのに、こんな所でミスするなんて、相手は意外といい加減な奴なのかもな」
 ほい、と投げ返された指輪を、コムイはクラウドへも見せた。
 「ダイヤは模造品ですが、よくできている。
 これなら、ダイヤをよく知る方でもなかなか見抜けないのでは?」
 指輪を受け取ったクラウドは、室内灯にダイヤをかざす。
 模造品はやたらと光るものだが、このガラスは見事にダイヤモンドの澄んだきらめきを再現していた。
 「なるほど・・・これは難しいかも知れんな。
 お前たちがいてくれて助かった。
 我が友人が、危うく無実の罪で収監されるところであった」
 じろりと睨んだガルマーは、顔を赤黒くして歯噛みしている。
 「とりあえず、サチコに謝れ、警部」
 クラウドに命令され、ガルマーが悔しげにちょめ助へ向き直った瞬間、
 「土下座でな」
 神田の踵落しが炸裂し、頭が床に埋まった。
 「んなっ・・・なにするかキサマ・・・!!」
 ぎりぎりと頭を踏みつけられ、もがくガルマーを神田が冷たく見下ろす。
 「俺を犯人扱いしやがって、ムカつくんだよ」
 「うん、気持ちはわかるけどユウちゃん、それって土下座さ?」
 「痛そうですね」
 「まぁ、罰にはいいんじゃない?」
 口だけは取り成そうとしたラビの隣で、アレンとリナリーは自身らも足を上げんばかりに冷たくガルマーを睨んでいた。
 そんな中、当のちょめ助が肩をすくめる。
 「・・・お前ら、もうその辺でいいっちょよ」
 誤解は解けたし、と、苦笑してガルマーの前に屈みこんだ。
 「ただし、明後日に開店を控えたおいらの店を、散々荒らして邪魔してくれたお詫びはしてもらうっちょ!
 お前と部下で、明後日までただ働きするっちょよ!」
 「は?!
 お・・・俺達は仕事がだな・・・!」
 「その件はボクが引き継ぎますから、警部はちょめ君とこに行っちゃっていいですよーん」
 からかうような口調で、コムイは神田に、ガルマーを放してやるように言う。
 「サボんないように監視をつけてさ、ちょめ君とこに送ってあげて」
 「了解した」
 ガルマーの襟首を掴んで軽がると持ち上げた神田は、ちょめ助を連行してきた警官達を逆に連行し、階段を引き摺り下ろして再び警察馬車に押し込めた。
 「せいぜいこき使ってやれ」
 「うんv ありがとうだっちょv
 店がオープンしたら、ぜひ殿下と一緒に来て欲しいっちょ!
 殿下に味わっていただきたい最高級の抹茶とか、きれいな生菓子用意しておくっちょよv
 「伝えておく」
 わずかに微笑んだ神田に頬を染めて、馬車に乗ったちょめ助は上機嫌で手を振る。
 「殿下によろしくー!」
 「あぁ」
 馬車を見送って部屋に戻ると、コートを着た探偵が少年探偵二人を伴って出て行く所だった。
 「当てはあるのか?」
 問えば探偵は、真意のわからない笑みを返す。
 「どうかな。
 まずは現場を調べないと、話を聞いただけじゃ、なんの手がかりもない状態だからね」
 それもそうだと歩を引いて道を空けた神田に、コムイが軽く手を振った。
 「リナリーをよろしく。
 危険な所に行かせないでね!」
 「あぁ」
 見送る神田をすれ違いざま、アレンが睨み、ラビが羨ましそうに見つめる。
 「・・・なんだよなんだよ!
 リナリーも来ると思ったのに、殿下のお傍にいるって・・・だったらあいつがこっちに来いってんだ!」
 そしてリナリーから離れろと、機嫌の悪いアレンの隣でラビがため息をついた。
 「だったら俺が代わりに殿下の傍にいたかったんけどね・・・」
 「ラビは来てくれなきゃ!カメラ代わりに!」
 すかさずコムイの声が飛んで、ラビは苦笑する。
 「役に立つなら仕方ないさ」
 「ぼ・・・僕もお役立ちだもん!」
 不満げに頬を膨らませるアレンの頭を、ラビが笑って撫でた。
 「さっさと終わらせて、ハロウィンまでにはロンドンに帰るぜ!」
 「もちろんだよ!」
 そしてリナリーを神田から引き離す!と、思わず声に出したアレンは、急に止まったコムイの背に思いっきり鼻をぶつけて泣き声を上げる。
 「急に止まんないで・・・」
 「アレン君、ここで短い一生を終えたくなかったら、リナリーに変なことは・・・!」
 「しっ・・・しませんしませんっ!」
 下手なことを言えばセーヌ川に捨てられるかもしれないと察して、アレンは慌ててラビの背に隠れた。
 「・・・そう。
 イイコにしてるんだよ?」
 疑わしげなコムイの目を避けるように、俯いたアレンがコクコクと頷く。
 「じゃ、早く行こう。
 まだキミ達が管理してるんだよね、あの家?」
 執事が用意してくれた馬車に乗り込みつつ問えば、続いて乗り込んだラビが大きく頷いた。
 「結局、まだ捜査が終わってないからってことで、パリ市警が借りてくれたんさ。
 一通り終了したら、改めて競売にかけてくれるって。
 そんときゃもう、ハロウィンも終わってっからさ、またゆっくりこっちに来て、処分の手続きをするさね」
 馬車の天井をノックして出発を促したラビが、ポケットから鍵の束を出す。
 「門と、家の鍵全部。
 警部からは、なんか隠し扉でも見つかったらすぐに知らせろって言われてる」
 「おっけーv
 なんだか面白そうだよねぇv
 わくわくと目を輝かせるコムイを乗せた馬車は門を抜け、夜の道を現場へと向かった。


 To be continued.


 







ShortStorys