ミュージカル刀剣乱舞
- 三百年の子守唄 -






※こちらは2017.05.20の日記の感想に加筆したものです。

ライビュさえ見られなかった刀ミュ第三弾、
三百年の子守唄がようやく見られました!
長かったよ・・・!

前情報全くなしで見たので、設定に驚いた・・・。
いや、これ・・・
一本丸の責任でやっていいことなのか?
政府の失態押し付けられたんなら、気の毒すぎるぞ、主さん;;;
そして、物吉くんがいまつるとかぶってて・・・うーん・・・。
まぁ・・・うちはうち、よそはよそだな。
この物吉くんは、うちの子じゃない。
しかし、そんなことは問題じゃないくらい、
すごい村正wwww
もう、
登場した瞬間に全部持ってく村正wwwww
太田くん、面白すぎかwwwww
しかも、びっくりするほど歌が上手くなってて、
安心安定のソロ!
幕末ROCKのシンディの時はひどいもんだったけど、成長したもんだ・・・(感無量)
って、そういえば
スカーレット・ピンパーネルに出てたんだっけな!
もう、
村正が笑う度にこっちも笑ってしまうwww
刀剣乱舞
(曲名)は、低音のメンバー多いのに、高めでちょっと辛そうだった。
音階低くしていいのよ?
むしろ、そっちの方が聞きやすくてよかったのに。
更には・・・物吉くんの子守唄が・・・その・・・・・・。
音が外れすぎてて、むしろこれが正しいのかとこんらんした;;;
ストーリーは、
パッパと呼ばれ続けた石切丸が本当にパッパに(笑)
四人のお父さんと一人の変態、一人のコミュ障。

なにこの部隊www
観たことないけど、
『赤ちゃんに乾杯!』って映画思い出した(笑)
にっかりがとてもにっかりでした(笑)
『かざぐるま』は名曲ですね!
物であった男士達が、子供の成長を二代に亘って見守ることで、人の心を理解していく、という流れだったんじゃないでしょうか。
石切丸は元々、御神体として長い年月、人の成長や営みを見守り、物吉くんも徳川の守刀として一族の繁栄を見守ってきた刀なので、いざ、
子育てするよ、ってなった時も、『よし、やるか』ってすぐに切り替えられたんじゃないかな。
経験はなくても、
やり方は見てきたから知っている、みたいな。
だから、子供に全力で甘えられても余裕で笑ってられたんだろうと。
しかし他の四振は紛れもない武器で、武器である自身に誇りを持っている者達なので、最初は戸惑っていたり、冷めていたんだろうな。
蜻蛉切はめっちゃ頑張っていたけど、にっかりは
『興味が無いことはないけど、どうでもいいといえばどうでもいい』みたいな、側にはいてあげるけど、頼られすぎても困るね、って立場かな。
にっかりはむしろ、
石切丸さんには一目置いているから、石切丸さんのお手伝いしますよ、くらいかな。
そして伽羅と村正だよ・・・。
彼ら、付かず離れず見守ってますけど、これ、長い年月の話だよねぇ・・・。
どうやって暮らしていたんだろう;
いや、それを言えば二代に亘って、しかも、家康が亡くなるまで見守ってた期間、本丸はどうしてたんだよ、っていう・・・。
ここを突っ込むと、各武将の子孫問題とか、かなり面倒なことになりそうなんで、
『ま、それが可能なんだよ』くらいにとどめておくのが吉なんでしょうが。
きっと、伊達の面々が交代でお弁当持ってきてくれたんだよ。
ちょくちょく本丸にも帰っていたでしょうから、三日月辺りに
『最近忙しそうだが、なんの任務だ?』って聞かれた石切丸が、『子育て中』なんて言ってしまって、三条の家族会議始まっていたら面白い。
むしろ、たろじろほたが集まって、
『神剣としての自覚云々』とか、大太刀会議になっていればいい(笑)
しかし、楽しい子供時代はあっという間に終わってしまって、段々、状況は悪くなっていきますよ。
信康の死というのは未だ謎で、色んな説があるんですよね。
家康が、初めての子を甘やかしすぎてとんだ暴君になったとか、逆に家康は育児放棄して部下に任せっきりだったからわがまま放題に育ったとか、妻だった信長の娘が武田との内通を讒言したとか、それは姑が嫌いだったせいだとか。
死因も、信長による切腹命令とか、家康に殺されたとか、妻による謀殺説もあったっけ??
色んな説があることを、当然石切丸は知っていて、でも、神である自分が育て、いい子に育った信康は絶対に暴君じゃないし、武田とも内通してないし、家康ともいい関係だし・・・
なんでこの子が死ななきゃならないの?!って、悩んでしまいますよ。
そして、歴史を守る立場でありながら、
なんとかこの子を守ってあげたいという考え方が既にパパ。
更には、戦で武器の本性を顕にしてしまう自身にも悩みが深い。
石切丸は阿津賀志山異聞のころから、
『武器であることを忘れたことはないが、戦いは嫌いだ』と、一貫して言い続けていたし、人間を手に掛けることは決してなかったんですよね。
それが御神体としての、彼の立場であり誇りだったんじゃないかと。
なのに、この任務では人間の戦に参戦する状況に置かれるし、戦いに積極的な大倶利伽羅は人間相手でも遠慮なく斬ろうとするし。
そんな彼に対して怒りもするけど、だからといって武器である彼らを否定しているわけでもないんだよな。
武器だけど、ずっと人々の願いや悩みに寄り添ってきたからこそ、頼ってくる者たちは守りたいと思うし、敵であろうが人間は傷つけたくないと思うし。
『神の身で、なんでこんなに悩まなきゃいけないんだ』という苛立ちもあったのかもしれない。
・・・実はそんなに気長でもないしな、石切丸。>割と短気な方だと思う。
その上更に、愛し子は切ない展開になって行って、ラストが・・・
『ちょっと待ってー!それいいの?!検非違使(おまわり)さんに怒られるんじゃない?!』って震えた・・・!
まぁ、最初からとんでもなくて、検非違使(おまわり)さん出ずっぱりでしたが・・・!
この本丸、ギリギリだな・・・!
こっちがハラハラしたわ;;;
帰った途端、いまつるが
『ぼくにはだめだっていったくせに!!れきしをかえては、なぜいけないの!!』って泣きわめきそうな;;;
しかし、北園くんの、
『うちの石切丸すごいんやで!かっこいいんや!!』には納得。
これは三条、たぎるわ。
もう、客席で
伊達と三条が苛烈な応援合戦していればいいよ。
周りの主たちに、
『むしろこの二家見に来てる』と言わしめればいいよ。
歌も良くて、途中から刀ミュだって忘れて観てた。>刀ミュは
『歌わなくていいから!』って気分になる、不思議なミュージカル・・・。
こんなに安心して聞ける刀ミュは初めてだった。(真顔)
おかげでライブも安心安定です。
にっかり、伽羅に
『二刀両断しようか』って・・・二刀開眼、な(笑)
お相手打刀に大倶利伽羅を選んだのは、なにかと言えば脱ぎたがる村正に苛立っていたからでしょうか(笑)
あのにっかりが、笑顔忘れるほど苛立ってましたもんね(笑)
それにしても、こんなに安心して見られるライブは初めてだ、ってくらい、安定した歌でした。
他のメンバーも、せめてこのくらいには高めてほしい・・・よね・・・・・・!

 







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