舞台 刀剣乱舞
- 无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-






一回目は4/13 12時半からの定点、二回目は同日18時からのスイッチングで観劇です。
その後、ディレイで観まくって、大千穐楽までの感想ですよ!
ちなみに
『无伝』『无』とは『無い』という意味です。

无伝では、天伝のいち兄に代わって、泛塵がOPです。
刀ステ初参加、この座組最年少で、めちゃくちゃ緊張したとか。
維伝の堀川もそうだけど、末満さん、そういうところあるよね。
そして今回からマウスガードしてないんだね。
お客さんも詰めて座っていたし・・・大丈夫かな。
無事に全公演終わりますように。
※緊急事態宣言により、しばらく休演になりましたが、クラスター等出すことなく、無事、大千穐楽まで完走しました。

定点の時は見えませんでしたけど、泛塵の任務報告って、狐に言ってたんですね。
管狐は働き者だな。
見えにくかったと言っても、天伝の時よりだいぶ寄ってくれていたので、定点でも結構見やすかったです。
泛塵の語りも、4/13の二回目公演から比べて、大千穐楽では語尾を伸ばして歌うように語っていました。
その方が言いやすかったのかもね。

一方、大坂城へ入った大千鳥は、天伝で自害した真田信繁に成りすましています。
彼を信繁だと思っている秀頼は、多分、天伝の記憶がないんだな。
真田丸の再築城を命じますけど、大千鳥も言っているように、あれは大坂城の総構えがあってこその出丸です。
大坂城北側の完全防備に対し、手薄だった南側を守護したもので、北の防備がないのに出丸だけ作っても、各個撃破、もしくはスルーされるだけです。
徳川軍には、そこに手間取って人的被害を出す理由はないもの。>
でも秀忠でしょ?とか突っ込んではいけない。
そもそも、
豊臣軍はそこに割けるだけの人員をお持ち?って話です。
少ない兵力は分散しないのが兵法の定石。
寡兵で大軍を破ることもあるけど、それを最初から想定するのはトップのやることではない。
ともあれ、ここまで見た目の違う大千鳥を信繁だと思っていたのは、
人の知覚を惑わす技ゆえだそうで、そんなもの持ってたのか、刀剣男士。
結構色んな時代で
『妙な格好』って言われてたから、そんなものないと思ってたよ(笑)
でも、極修行ですんなり懐に入って行くのには、そんな能力も必要なのかな。
大千鳥が信繁ではない、と見破ったのは穴山小助だったそうです。
彼は信繁の影武者(という、真田十勇士側公式設定。无伝では語られていない)なので、見破って当然かと。
秀頼に詰め寄られる大千鳥へ、迫る真田十勇士。
中に夢野幻太郎おる(笑)
鶯丸がいたらめっちゃ面白かったのに(笑)>鶯丸役の前ちゃんはヒプステの夢野幻太郎役
ここで、真田十勇士一覧を出しておきましょう。

猿飛佐助:短髪鉢巻/忍者
由利鎌之助:イタチ帽子(カマイタチ)/元敵&捕虜
霧隠才蔵:長髪鉢巻/五右エ門の弟弟子or息子
穴山小助:長髪槍/影武者
三好清海入道:怪力坊主/兄
三好伊三入道:怪力坊主/弟
海野六郎:シルクハット(夢野幻太郎)古参参謀
筧 十蔵:おかっぱ短パン/銃の名手
望月六郎:ハゲ眼鏡/爆弾魔(ここでは発明家)
根津甚八:ツンツン頭/元海賊


真田十勇士に攻められてピンチの大千鳥の元へ、泛塵が駆け付けます。
更には阿吽も出て来て・・・
一路さんー!!!!
相変わらず、お美しい・・・!
一言でがらりと雰囲気を変えてくれました。
今回の阿吽の主人は高台院にして、歪んだ歴史を終わらせるために現れたそうな。
審神者達はここにいるはずのない高台院がいても、
そういうもの、と思ってしまうんですが、ついったか何かで見た、刀ステ初見&ヅカファンの方が、『あの高台院は生霊なのね』とおっしゃっていたそうで、さすがに沼の先輩は洞察力が違う、と感嘆しました。
しかし人によって、未来を聞いた時の反応って違いますね。

歴史の顛末を聞く→
ガラシャ:嫁一人自ら処せないダメ男は私がぶった切る
信繁:おし、逆らっちゃる
高台院:歪んだ世界を終わらせる

ですね。
高台院が現れたことで、大千鳥と泛塵はこの時代を
『正史より隔離し、放棄する』って判断しますけど、どんな権限持ってんだ。
二振りが去った後、鈴木拡樹のナレーションが・・・!
あぁ・・・!三日月・・・!
悲伝ぶりの三日月だよ・・・!
声だけで拝みたくなるよ・・・!

OPでは、ステアラの舞台を存分に使った、新しい登場の仕方に感心です。>イケメン回転ずし言うのやめろwスポンサーがくら寿司だけにww
天伝より、随分使い方うまくなったよね。
そして、
帰って来た・・・!
いや、実際には帰って来てないんだけど、
この本丸に三日月が!!!!!
OPは刀剣男士のキメポーズの後に、真田十勇士と高台院、秀頼のキメポーズもあって、
めっちゃかっこいい!
定点版の時は、数珠丸は目を閉じたままなのか、すごく気になってたんですけど、開いてますね!
こういうのもありだな。
麗しいから良し。
Twitterでのがっくん自撮りを見る度に思いますけど、このアイメイクは本当に参考にしたいし、メイクさんに教えを請いたい。
三日月と鶴丸が並んで舞う様はひらみが多くて素晴らしいし、感動のOPでした!
特に、三日月と高台院が並ぶシーンは鳥肌ものですね!

そして巻物再掲。

1.序伝 跛行する行軍
2.【空白】
3.虚伝 燃ゆる本能寺
4.恕伝 呑み取りの槍
5.外伝 此の夜らの小田原
6.義伝 暁の独眼竜
7.如伝 黒田節親子盃
8.天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-
9.无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣- 
←イマココ
10悲伝 結いの目の不如帰
11慈伝 日日の葉よ散るらむ
12【空白】
13.維伝 朧の志士たち
14.綺伝 いくさ世の徒花
15【空白】


幕が開いて、時間遡行軍と共に攻め入った真田十勇士に秀忠が襲われ、攫われます。
大の男を担ぎ上げる甚八、筋肉つきまくったね(笑)
そんな、ブイブイ言わせてる真田十勇士を前に、自分だけでは歴史の修正が無理だと悟った大千鳥が、三日月の隊ごと巻き込もうと画策です。

その頃、刀剣男士一行は戦時下の大坂へ到着です。
負け戦のはずが、妙に賑やかでお祭りのよう。
鶴さん大はしゃぎですよ(笑)
けど、骨喰が余計なことを言ったせいでケンカに。
江戸っ子みたいな大坂人だな(笑)
そこへ止めに入ったのが真田十勇士。
でも止めるのに使うのが
ふぐ毒ってあんた;
町人たちは痺れて動けなくなってしまいましたけど、男士達は平気そうで、つまり、
毒にも多少は耐性があるってことかな。
もしくは、ふぐ毒には耐性があるのかな。
じゃあ、秘宝の里でめっちゃダメージ受けてる毒矢は何だ、
ヤドクガエルか?
鴆(ちん)もヤドクガエルと同じ成分の毒らしいので、
鴆だったらめっちゃ萌えるのですけど!!
鏃よりもつがえた羽に毒があったとかね!萌えるね!!!!
>うっせぇよ。
ともあれ、真田十勇士は刀剣男士の存在を知っているので、未だかつてないほど話が早い。
城下の喧嘩はご法度だけど、この場合は仕方ないよね!って交戦です。
そこへ、大千鳥のサインを感じ取って、三日月だけ戦線離脱。
ひょひょいっと刀を避けて去って行くのがめっちゃ可愛かった(笑)
この時点で三日月の動きがマリオですよ(笑)
数珠丸に言われて、三日月を追う鶴丸が、真田十勇士の気を引くために言うのが(笑)
4月の定点版では
『猫みたいな犬がいるぞ!』で、スイッチング版は『鼻から蕎麦食ってるやつがいるぞ!』、前楽では『あの時助けていただいた鶴です』、大千穐楽では『残像だ!』でした(笑)
毎回考えるの、大変だったろうな(笑)
けど、十勇士だけでなく、藤四郎兄弟まで騙されてるのが可愛い(笑)
『どこどこー??』って、可愛いな!!
そして突如始まる、
骨喰と伊佐のスーパーマリオ!
ステアラの舞台、有効活用!
脇差の機動についてこられる伊佐もさりげにすごいよね!
薬研と霧隠才蔵の戦いでは、なんでもありの忍術に、
魚市場かよ!って(笑)>in豊洲
分身の術では、
分身共々全部ぶった切れや、の薬研が素敵だ(笑)
数珠丸と青海も、かなり有効活用。
『諸行無常の響きあり』除夜の鐘か、って、いや、平家物語だろ(笑)
よくもありがたい鐘を破壊してくれたな!
って、怒ってるけど、破壊したのは青海です(笑)
長谷部と猿飛佐助はストリートファイターwwwww
なんなの今回、すごいな(笑)
長谷部隊長の撤退の決断もすごい。
一度負けて、強くなったな、長谷部。

一方で三日月は、岩場に到着。
天伝で太閤ちゃんが出てくるあそこかな?
冬の陣の時にはただの岩場でしたが、夏になって草が生え、ライトも夏仕様です。
そこで三日月は、祠参拝。
何が祀られてるかわからなくても、祠があれば手を合わせる、とっても日本人あるあるです。
大千鳥と合流した三日月は、彼の
『政府権限の顕現』にツボっている(笑)
維伝の鶴さんも笑ってたし、政府権限の顕現はジジィのツボなのかな(笑)
大千鳥は三日月に、この時代の歴史改変が進んでいることと、三日月の部隊が戦った相手が真田十勇士であることを告げます。
真田十勇士を知っているということは、
三日月も彼らの物語を好んで読んでいた、ってことかな?
刀装の講談師に語ってもらって、嬉しそうに聞いて・・・
だめだ、綺伝の時に三日月いないや・・・。
真田十勇士の原作は、大正時代に書かれた講談なので、三日月がどこでそれを知ったのかは謎ですけど、意外と、本丸に顕現してから
BASARAとかBRAVE10を短刀達と一緒に見ていたのかもしれない(笑)
ともあれ大千鳥は、信繁の本来ではない死を告げますが、この時の三日月が異常に落ち着いていて、これは知っていた展開なのかな、と。
なのに泛塵がいないことを告げると、
『折られたか?!』って慌てた様子なのが、いつもはこの二振りが一緒にいたのに、ってことなのかな。
泛塵は折られはしなかったけど、大千鳥を逃がすために敵地に残ったのでした。
その後、どうなったか知らないけれど、助けたい気持ちでいっぱいの大千鳥はまず、本筋をずらしつつ、放棄されつつある世界の修正を依頼しますが、三日月は彼の話の矛盾をついて、本筋を引き出しますよ。
大千鳥は、泛塵と共に三日月の観測任務を帯びていたこと、それを明かしてでも、また、政府に目をつけられても、泛塵を救いたいと願います。
本人に向かって
『利用する』なんて言う大千鳥、まっすぐすぎるでしょ。
それに三日月も、政府に目をつけられている自覚はあるんだな。
政府はどの時点で三日月が危険だと思ったんだろうか。
政府と三日月の関係がどうなっているのか、興味ありますね。
ともあれ、彼への協力を承諾した三日月の、
『いくらでも』ってセリフ、大千穐楽では未だかつてないくらい強かった。
彼は他の刀剣と違って、100公演なら100回分を巡っている設定なので、初日からここまで、違う強さで言ってきたのかもしれない。
そんな中、鶴さん登場。
既に大千鳥の名を知っている、と言うことは、少なくとも
名乗った時点で居たよ、ってことね(笑)
喰えないジジィが二振りに増えて、大千鳥可哀想(笑)
まだ、ツッコミスキルは長谷部の域に達していない(笑)
虚構の真田十勇士がいることが驚き、という鶴さんに、三日月は、『事実かどうか定かではない逸話や、作られた物語から生まれた刀剣男士もいる』って、いまつるとか。岩融とか。小狐丸とか。
・・・あなたの一族、大半逸話。
更に大千鳥は、真田十勇士と時間遡行軍を率いているのは、高台院だと告げます。
これは、初めての展開だったのね。
顔色を変えた三日月が、鶴丸に
『三日月の元主か』と問われて『しばらく世話になった』と返すのは、やはり『自分の主は義輝』という思いがあるためだろうか。
手近の岩に並んで座って、真田丸攻城戦の相談をするジジィ太刀、可愛い(笑)
真面目な大千鳥に怒られたけど、ちゃんと石の上を払って座を勧める鶴丸の彼氏力の高さよ(笑)
服の汚れは気にするけど、血の汚れは気にしない!

その頃、真田十勇士との戦いで散り散りになっていた刀剣男士一行は合流し、大坂城では囚われの泛塵が小助と望月に尋問されています。
歴史を修正したい泛塵と、このまま歴史を進めたい小助の交渉は平行線です。
ここで小助は、泛塵と違って
大千鳥からは真田の匂いがしない、と言いますよ。
つまり泛塵は、史実と虚構の間にあって、物語が確定していない大千鳥のために、ここで真田十勇士と戦って、その物語を自分ものにできるよう画策しているってことか。
政府の命令で出陣した泛塵と大千鳥だけど、泛塵は
大千鳥の存在を確かなものにするために、政府すら利用したってことだよね。
泛塵・・・健気すぎる!
でも天伝では結局、信繁と10人の部下の命と引き換えに、真田十勇士が顕現した、ってことでしょ。
信繁と共に自刃した部下たちの刀を真田十勇士にしているのだから、
この子達、実際には信繁に会ったことないはずなのに『真田に仕えたものの匂い』とは・・・・?
彼らに信繁は、どんな風に記憶されているのでしょうか。

一方、刀剣男士と交戦した十勇士達は真田丸へ戻ります。
『わざわざ観光には来ないだろうからな』って・・・あの子たち・・・遠足に・・・行ったことがありましてね・・・。
あり得ないことではない。
観光案内してあげてください(笑)
迎えに出てきた鎌之助は、鎌坊って呼ばれてるんだね(笑)かわいい(笑)
三好兄弟の料理は精進料理なのかな?
だから、野菜嫌いの鎌坊が嫌がっているのかも。
真田十勇士、こんなにわちゃわちゃ可愛いのに、
10振りまとめてブチ折られる運命なんだよな・・・(´・ω・`)
真田丸は、一度解体されて、今は難民が流れ込んでいるそうで、天伝の時より生活感がある。
そこへ、堂々と乗り込んでくる刀剣男士たち。
潔いにもほどがあるわ(笑)
そこへ逃げてきたのが
徳川秀忠、三日月の元主です。
しかし、高台院にも
『しばらく世話になった』としか言わなかった三日月は、秀忠のことは紹介はしたもののスルーで、『色んな所を渡り歩いてきたからな』と言うにとどめますよ。
ちなみに秀忠も、おねさまに育てられました。
秀忠は高台院を慕って優遇していたそうで、高台院の死後、三日月宗近を譲られています。
しかし秀忠がここにいる間、徳川軍は何してるんだろうな?
必死に捜索しているのか、真田丸に人質にされていることを知ってて交渉中なのか。
秀忠をちょっとだけ殺そうとしていた鎌之助達が出てきて、男士達は十勇士に囲まれますよ。
ここで鶴さんがちょこちょこ色んなことしてるんですよね(笑)
馬イクに興味津々だったり(笑)
戦闘はいきなりダンス始まって、刀ミュになったかと思った(笑)
三日月と鶴さんの共闘、めっちゃカッコイイし美しい!
そんな乱戦を止めたのは、阿吽を使いこなす高台院でした。
ああああああ!!
一路さん!!
一路さん一路さん一路さん!!!
素敵いいいいいいいいい!!!!

畑仕事用の野良着でも、ひときわ輝いている!!
キュートなのに威厳も素晴らしく、十勇士だってゴッドマザーには逆らえない。
徳川との交戦を禁じ、刀剣男士との戦いも禁じて、十勇士は渋々ながら従いますよ。
このシーン、全景の時は全然目が追い付かない。
鶴さんは早々に背面納刀して屋台冷かしてるし、阿形?吽形?どっちかは足をぶらぶらさせて可愛いし、町人はおろおろしてるし(笑)
決断を任された長谷部は斬るつもりですが、秀頼が現れてそれを止めます。
秀頼様、続投お疲れさまです。
高台院の目的は、豊臣を歴史通りに終わらせること。
歴史改変が成されつつある今、それができるのは、秀吉と共に天下を治めた高台院のみであると。
これは、阿吽の予想外だったかな、と思いましたけど、そうでもない様子。
しゃべる阿吽に鶴さん大はしゃぎですよ(笑)
『降りて来いよっ!』って動きも可愛い(笑)
骨喰は
『しゃべる時間遡行軍がいると聞いた』と言う、天伝を知らない骨喰で・・・。
ねぇ、二振りの扱いどうなってるの。
二振りずついる刀の理由、知りたいような、知ったら後悔するような。
ともあれ、骨喰が抜き身を背に隠すの、貴人に対する礼儀で素敵。>前楽と千穐楽では納刀した。
秀吉にも
『畑の匂いがする』って言ってたな、骨喰。
この骨喰はジョ伝も知ってる骨喰・・・?うーん・・・。
ジョ伝は尚弥の骨喰だけど、三津谷の骨喰も高台院に
『畑の匂いがする』と言ってるのだから、ジョ伝を経験しているのよね?
いや、単に刀だった頃の記憶か?
今は置いておこう。
江雪兄様も二振りいるけど、まだ虚伝でしか出て来てないし。
今後どうなるのかな。
いち兄も二振りだけど、これは・・・廣瀬君が、役者業を転向したからかもしれないから、保留にしておく。>その後、ヘタミュのイギリス続投と知って、またわからなくなってる(笑)
ともあれ、高台院に呼ばれて、
『はいっ!』って駆け寄る秀忠、よく躾けられています(笑)
高台院が彼をさらったのは、殺すためでも交渉するためでもなく、秀頼に会わせたかったからだと。
彼が秀頼に道を示すだろうからと。
状況がわからずにキレて、高台院に刃を向ける長谷部を、刀を収めた三日月が言外に止めますよ。
三日月と元主の邂逅、素敵。
高台院の三日月を見る時の、
『見覚えがあるような?』って表情いいなぁ。
所有する刀が人の身を持って顕現した様を喜ばしく見つめる高台院がキュートです。
さらにキュートな口調で、真田十勇士と刀剣男士達に、仲良くするよう言う高台院、マジ女帝様!!
もう、
高台院が主役でお願いします!
楽しそうにバイクで乱入する鶴さん、元ネタは
『彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず』と言う孫子の兵法ですね。
楽日にはドリフトまでしてましたけど、なんでバイクの乗り方知ってんのかな(笑)
花丸でも宗三たちが耕運機乗りこなしていたから、本丸にバイクあるのかな(笑)
ちなみにこのバイクのベースはこれかもしれないそうだ。
https://ali-jp.com/product/top619/amp/
毎回轢きそうになってた秀頼を、一回くらい轢いたんじゃないかと心配している(笑)
さて、仲直りの宴では、毎回小助が無茶ぶりを要求されていた模様(笑)
超小助って、花丸かよ(笑)
三好兄弟はいつも仏法漫談を中断させられていたようですが、
円盤には全部入れてくれると信じているよ!
ちなみに中断させたのは、泛塵が心配で大暴れする大千鳥です。
でも、高台院が泛塵を解放してくれて、仲良しの宴開催ですよ。
キャストがそれぞれわちゃわちゃしているので、目が追い付かないんだ!
鶴さんがうずくまってたのは、鎌坊の武器を振り回して自爆したらしい(笑)
宴に際して誰が歌うか、って流れになった時に、やる気満々で進み出ようとした三日月は、長谷部に制されてしまうし、骨喰はとっくりごと酒を飲まされてむせてる(笑)
そんな中、
興を添える高台院の美声!!!!
はああああああああああvvvv
一路さんの歌!!!!!!!!!!!!!!!!!
元宝塚トップスターの大女優のお歌ですよ・・・!

ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!

頷きながら聞いている三日月、綺伝の時に歌仙が、たまさまの歌を口ずさんでいるシーンに通じる。
この歌は、きっと秀頼と秀忠が幼い頃に聞いていた歌だろうし、幼い頃を思い出して、
喧嘩はいけないよね、って思うのかも。
年は離れていても、秀忠と秀頼は兄弟のようなものだもの。
その場には三日月もいて、幸せな時間を過ごしていたのかもしれない。
綺伝の歌仙の時みたいに、三日月も高台院が歌いながらあやす様を見ていたのかもね。
三日月の、懐かしそうに聞いている表情がなお良き。

さて、刀剣男士達には、泛塵と大千鳥がこの時代に来てしまった経緯を語ります。
デフォルメ泛塵と大千鳥可愛すぎんか(笑)
いや、全員可愛いからグッズ希望!
これまでは既に放棄された世界に行っていたけど、これは
今、まさに放棄されつつある世界、と言うわけね。
刀ステの中では、慈伝で初めて
『放棄された世界』が出てくるんだから、この大坂夏の陣が、初めて放棄された世界じゃなかったのかな。
信繁のことと言い、
『間に合った』天伝メンの中で、この二振りだけは間に合わなかったんだな。
泛塵は自分達の失態だと言うけど、この状況なら仕方ないだろう。
できるだけ正史との誤差を失くす、そのために真田十勇士を排除して、豊臣を滅亡へ導く、と言う結論を出した直後に、
『飲みに行こうぜ!』ってやって来た十蔵と鎌之助に微笑む三日月、えぐすぎ。
いやあんた・・・今、排除するって・・・。
腹の底が見えないって、こういうことか。

その頃、秀頼と秀忠は、大坂城から町を見下ろしています。
徳川なのに、なんで秀忠だけ家の字がないの、ってのは、当時主君だった秀吉から一字もらったからだな。
豊臣を滅ぼした後、家の字を改めてつければよかっただろうに、そうしなかったのは、彼が将軍だった間は、まだ豊臣の勢力が残存していたからかもしれない。
秀忠は自分を凡庸だと言ってますし、周りの評価もおおむねそうなんですけど、家康は秀忠のこと、
『自分は梯子をかけてもあいつに敵わない』って(表向きかもしれないが)評価しているんですよね。
天下を取るのは英雄であっても、続けるのは本当に難しいんだ。
その証拠に、天下人の家は大体三代で(実質的に)終了している。
それを15代までもたせたのは、秀忠がしっかり基礎を築いたからだよ。
徳川時代の基礎を築いたのは、家康じゃなくて秀忠だよ。
戦ジャンキー家康がジャンキーでいられたのは、
『後は秀忠がなんとかしてくれるし!』って安心感があったんじゃないかな。
加州も、秀忠の存在をもっとよく知っていたら、あんなにキレることはなかったかもしれない。
秀頼も、ここで秀忠の真の存在意義を知ったのじゃないかな。
自分が
『秀吉の形見である天下』を望んでいるのに対し、秀忠は『この国をよくしたい』と考えていて、その差に愕然としたんじゃないだろうか。
凡庸と侮っていた彼と自分では、器が全然違うんだと。
歴史学者、磯田先生の受け売りですけど、今の日本人気質は、真面目で誠実な秀忠が天下を築いたからこそ醸成されたのだと。
これが、信長や秀吉だったらこの気質はなかったんじゃないかと。
それは、善し悪しがあるし、秀忠だってだいぶ苛烈な政策を取ったりしてたんですけど、少なくとも一因ではあったよね。
ちなみに、マカオだったか、海外に逃れたキリシタン達が建てた悪魔の像を、現地では家康だと言ってるそうなんですけど、禁教令出して火炙りにまでしたのは秀忠だぞー。
家康はそこまでしてないもん。
旅番組とかで、あの像を見る度に突っ込みたくなる。
キリスト教的に、本当にヤバイのは秀忠です。
自身を英雄ではないと言いつつ、結構やばい人です。
そんな秀忠を前に、豊臣軍だけではなく自身も敗北を悟ったのか。
『どんな青空も夕暮れに代わる、豊臣と徳川の戦が終われば戦国も終わる』って、秀頼の天伝での感動セリフが、无伝で悲しくなってくるじゃないか・・・。
大坂の陣って言うのは、戦国の群雄割拠と言う英雄たちの伝説が終わって、英雄ではない人間たちの歴史が始まる、境目だったのかもなぁ。

そして阿吽。
彼らの任務ってなんなんだよ!!
三日月と高台院を会わせるのが今回の任務って、なに企んでるんだよ、如水さん・・・。
胸の紋、巴藤だし・・。
ジョ伝の時に殺しておけばよかったんだ・・・!>歴史改変すな。
如水さん怖すぎ!!

その頃、真田組と小助、佐助、才蔵は信繁の墓参りです。
真田組は、史実だからと言うだけでなく、元の主を救いたかったんだ。
同じ主を持つ者として、通じ合うものがあるよね。
十勇士がいい人達であるほど、この後の展開が地獄・・・。
薬研と長谷部は、三好兄弟と温泉です(笑)
真田の赤揃えって、ふんどしまで紅いのかよ(笑)
お湯が飛んだのか、顔をぬぐってる長谷部が可愛い(笑)
彼、虚伝でも不動の投げた石をぶつけられてました(笑)
短刀とグラビアアイドルは紙一重の薬研は、着衣でもセクシーです!
会話の中で長谷部は、秀忠を見くびっていることを三好兄弟に諭されますよ。
ここに、徳川にいた刀がいれば補足してくれたかもしれないけど、この二振りは徳川を通ってないからな。
英雄の手を渡って来た長谷部や、信長の手にあった薬研ならその認識もしょうがないけど、天下を維持するのは並の器じゃないぞ。
確かに当時は泥人形とか言われて、ボンクライメージだけど、今は評価されてんだよ、秀忠!

一方、二輪駆動馬車でメットなし二人乗りの骨喰と望月は、釣りで交流中の一行の元へ。
道が舗装されてないから、黙ってないと舌噛むよね(笑)
生真面目に口を引き結ぶ骨喰が可愛い(笑)
数珠丸の釣り針は、太公望みたいにまっすぐになってるんじゃないかな。
魚を釣るつもりは最初からありません、って。
『世にあらば 思いもよらぬことばかり』って、下の句が欲しいな。
三日月が脇句を付けてくれないかな。
骨喰は高台院に呼び出された三日月を気遣って、彼の代わりに高台院を斬ると言い出しますが、セラピスト数珠丸に諭されてしまいます。
これって、
三日月が心配で仕方がない審神者と、そこまで悲惨なことさせないよ?な末満さんのやり取りに見えるのは幻覚かな。
数珠丸の三日月への、と言うより天下五剣への信頼は、自己肯定感もあって、すんなり耳に入りますよ。
口調も、原作通りではないんだけど、滑舌よくて、抑揚がしっかりしていて聞きやすい。
原作の数珠丸は結構浮世離れしているけど、
『物語は力』と言い切るこの数珠丸は天下五剣の名に誇りを持って、三日月のことを信頼している風なのホント好き。
同じ天下五剣だけあって、三日月に寄り添えるし、本丸全体を俯瞰できるし、重要ポストです。
彼がいれば大丈夫って感じがする。

居酒屋で酒盛り中の鶴丸、十蔵、鎌之助は、日替わりの真っ最中ですよ(笑)
4月の配信の時はおはぎの宴で、大千穐楽は
『これだけ飲んで、これだけ食って、誰も財布を持って来てないって、おいwww
取り分けられた野菜を戻す鎌坊可愛いかよ。
鶴さんには十蔵が、十勇士が高台院の下についている理由を語ります。
豊臣とは、木下藤吉郎とねねの、二人して豊臣だと。
だから彼らは信繁の遺志を継いで
『豊臣』を守るのだと。
それが使命だと思ってるのに、高台院は徳川と戦をするなと言うし、刀剣男士とは仲良くしろと言うし!
どうせいっちゅーねん!
と、悪酔いして暴れ出した十蔵に殴られそうになった一般市民を、
危ないっ!って、蹴り飛ばすのが鶴さんwwww
十蔵を気絶させて、椅子に座らせるまでの流れが、眠りの小五郎とコナンだな(笑)
推理ショーが始まる!>始まらねぇよ。
しかも、無銭飲食した上に、店を壊しまくって行っちまったよ。
どんなならず者だ(笑)
今はこんなに仲良しなのにな・・・。>仲良しか?!
戦うことになるのですねぇ・・・。

そして泛塵。
任務は任務として、彼の狙いは大千鳥の存在を確かにすること。
真田十勇士と言う虚構の存在の物語を食い尽くして、まだ不確かな存在である彼を真田の槍として確定させる思惑であるようです。
見方によっては酷いことを言っているのだけど、健気にしか見えない・・・。

真田十勇士と刀剣男士が交流する中、高台院は三日月を呼び出します。
ここで、高台院は自分が人間ではないと告白!
かなり衝撃の告白なのに、三日月は
自分もそうだから気にするな、って(笑)
いや、そうだろうけどそうなのかよ!
やはり、人間とは感覚がかけ離れている。
高台院は、しっかりと未来を見据えて、天下のことを考えている。
しかしこれも、高台院に自由裁量を持たせると見せかけて、
どうせ如水さんの謀のうちなんでしょ・・・!(疑いの目)
ラスボスめ・・・!
如水の存在を知った三日月の驚きようは、
死んだはずの歴史上の人物なのに、というより、『またあいつか!』って口調なんだよな。
会っていないはずなのに。
未来を知った途端、ガラシャ様と言い、高台院と言い、斬られる選択をするのが潔いというかなんというか。
高台院の望みを聞く代わりに、三日月は真田十勇士との決戦を望みます。
真田十勇士の存在意義を尊重する三日月に対し、歴史改変してもいいのかと迫る高台院。
しかし、
必ず勝つ、と言う三日月のこの、自信よ。
つまり、今は円環何周目かで、
強いと自信を持って言える本丸に育った、ってことですね。

旧主従の会談が終わり、秀忠は徳川軍へ戻ります。
地獄が始まるよ・・・!
大坂城へ攻め込む秀忠、
『英雄ではない男が参る』ってかっこいい・・・!
一方の秀頼も、豊臣の誇りをもって待ち受けます。
秀頼から見て、十勇士は自分がなりたかった英雄であり、士であるんだろうな。
その想いがまた、十勇士を強くしているのかも。
真田十勇士と刀剣男士も対峙し、決戦の火蓋が切って落とされます。
攻城戦などの戦を始める作法は、敵同士の罵り合い。
なので、互いに煽り合うのは作法通りですね。
しかしこれ、
どっちも楽しそうなんだよ!
殺し合いなのに!


ここでようやく時間遡行軍。
そうだった、とうらぶだった。>今かw
未だかつてないほど時間遡行軍の存在感が薄い(笑)
更に、この戦を仕掛けた如水・・・!
悔しいけどカッコイイ・・・!!
三日月と同じものを探しているという彼は一体、何を目的としているのか。
もしそれが、本丸にも有益なものならば、燭台切を助けに出てきた主さんだもの、
三日月のために如水に協力するのではないかな。
微力ながら、
我が本丸もお味方仕るぞ!!←反乱分子w

第二幕始まって、
戦闘開始!
刀剣男士の見得の後に、真田十勇士の見得!
もうお前ら、仲間になれよ・・・!
その間に時間遡行軍が入り込んでって・・・
お前ら、空気読め(真顔)
お呼びじゃないよ!
初回配信時は、大千鳥、泛塵、骨喰の殺陣がゆっくりめで、迫力はいまいちでしたね。
骨喰は悲伝経験者だけど、まだちょっともたついてたかな。
けど、楽日には素晴らしく進化して、大千鳥は筋肉がついたせいか、槍の動きが早くなったし、泛塵も骨喰も動きが素早くなった!
骨喰のアイスダンスみたいな殺陣も、キレが出てカッコよくなってました。
一方で、薬研から先は最初から運動神経お化けです(笑)
薬研は劇場版ぶりではあるけど、きたむーはサバゲで鍛えてるから。
動きが鋭い。
血振りのしぐさがかっこいいよ!
長谷部の戦闘開始、笑いながら小首を傾げて
『死ね』って、誰向けサービス!!←撃たれた。
可愛いな!!
機動はホント神速で、短刀も超えるよね(笑)
黒田組は全くもう。
数珠丸の殺陣はゆったりしていて美しい。
長い刀身をすっと伸ばす動きはとても優雅。
三日月の殺陣も、基本は緩急だそうなので、これは天下五剣のスタイルなのかもしれない。
破邪顕正がやたらえぐいけど、フォロワーさんが
『突きは最も攻撃力が高いので、一撃で仕留めるのは慈悲』と言っていて、なるほどなと(笑)
ブッ刺しといて
『怒ってはいけませんよ』って言う数珠丸、中々のサディストですけど。
今回は、殺陣に振り回されてセリフが早口になることがなくていいですね。
詰め込みすぎなんだよ、いつも。
鶴さんは染ちゃんの運動神経が存分に発揮されて、ひらみも加わって素敵。
でも、薙刀に捕まって、二回も動きが止まるのはどうかな。
一回でいいと思うし、背後から切られて・・・。
背中の傷は切腹とか言う、どっかの組がありましてね・・・。
鶴さんにめっちゃ叱られそうだけど(笑)
『遅い遅い!』って、極めてない時は『お前が言うな』だったけど、極めると機動が長谷部と並びますもんね、鶴さん。
存分に発揮を。
そして
真打登場!
ひろちかの、低い位置での殺陣、重々しくて素晴らしい!
正統派の殺陣だし、
逆手に持っての血振りの仕草がかっこいい!

さて、合流した骨喰と数珠丸は、早々に時間遡行軍を退けます。
骨喰は、共に足利にあっただけあって、三日月を気にかけてくれますよ。
高台院を投入した時点で何度目かの大坂の陣、と言うことだから、この骨喰は義輝を介錯したことをうっすらと覚えているのかもしれない。
だったら、
前の主を斬る辛さを、三日月に味わわせたくない、って優しさがあるのかも。
みつバミは基本的に、優しいんだよな。
なおバミは優しいは優しいでも、気に掛けるより気にかけてもらっている側かな。
ともあれ、何か根拠があるわけではないけど、同じ天下五剣として通じるものがある数珠丸のセラピーによって、ちょっとは安心したかな。
そんな中、夏に雪が降り、時間の流れが狂い始めます。
大千鳥と泛塵も合流して、政府からの通達を伝えますよ。
曰く、
この時代を隔離し、放棄された世界として手配する準備は整ったと。
この戦は慈伝以降の特命調査前だから、この時点でここが
初めて放棄された世界になったんでしょうね。
原作でも、大坂冬の陣はあるけど、夏の陣はありませんもんね。
・・・って、気づいたのが、大千穐楽の時でしたよ。
江戸の記憶なんて、もう何年も行ってないもん;>放置された時間軸(笑)
そんな放棄された世界でも、可能な限りの修正をと、真田組はこの事態を招いてしまった責任を取って、真田十勇士の処分へ向かいます。
一方の大坂城では、秀頼が徳川軍に攻め寄せられ、敗北寸前です。
使者を出して、千姫と子供の助命嘆願をしますよ。
この時、大坂城から助け出された千姫は、家康へ秀頼たちの助命嘆願をしますが、可愛い孫娘の願いを無碍にできなかった家康とは逆に、
秀忠は一蹴しています。
そのくらい、秀忠は決断に優れた人でもありました。
秀頼が天下を統べる器であったなら、いや、もっと早く生まれていたら、こんなことにはならなかったかもしれない。
秀頼の命を受けた兵士達は、
名もなき、とはいっても、秀頼に謁見できるレベルの武士ではあるだろうから、『名もなき』『英雄ではない男』に通じるのかもな。
そこへ現れた高台院も、阿吽によって諸説の話を聞いた模様。
高台院が看取るのは、豊臣の終わりであって秀頼の終わりではない。
天伝では
豊臣=秀頼だったけど、无伝では豊臣と秀頼は別物、と言われるの、結構辛い・・・。
この放棄された世界の秀頼は既に朧で、史実の秀頼とは違うために、天伝の記憶はないはずだけど、思いは残っているのか、高台院に、秀頼の物語も看取ってほしいと願います。
彼は、最後まで
豊臣=秀頼でありたかったのじゃないかな。
それにここで秀頼が諸説に逃げたら、
魔界転生に続きそうな気がする・・・。
あの世界ではなぜか、愛用の脇差が骨喰に代わっているので、鯰尾が嘆き悲しむことになるね。

さて、真田十勇士と刀剣男士は最終決戦です。
徳川軍と戦う三好兄弟の元に現れたのは、真剣必殺の薬研と長谷部!
はははっ!って笑って出てくる長谷部、サディスティック(笑)
いい気分なのに、三好兄弟がはだけてる服に突っ込みますよ(笑)
やり取りが陽気なんだよなぁ!好き!
殺陣を披露しつつ、石場から三日月も降りてきて、鶴さんも登場!
こんなの吠えるのは、千秋楽だからかな!
鶴さんの咆哮だけでも、初期と比べてみたい。
それにしても、真剣必殺の狂気じみた表情から、飄々とした表情へすんなり変わるのが染鶴だよなぁ。
現れた十蔵と鎌之助に、
『よきかなよきかな』って首振るの、可愛いだろ(笑)
三日月も、
『俺のセリフ盗った!』って慌ててるし、可愛いにもほどがある!
十蔵は、酒場で鶴さんに迷惑をかけてしまったこと、三日月には高台院に戦闘を掛け合ってくれたことへ礼を言う、いい子ですよ。
三日月は、无なる逸話から生まれた十勇士が、何をもたらすのかに興味があると言う。
それはきっと、刀ステ全体に通じる
『物語』というキーワードの一環で、修行に行ったきり帰ってこなかった山姥切が求める『物語』とも通じるのかもしれない。
もしかしたら、三日月や、如水が求めるものも、その
『物語』なのかも。
ならば、確たる逸話のある刀剣男士とは違う、物語の无いものたちの紡ぐ物語は、重要なキーワードになるかもしれないね。

一度はけていた数珠丸と骨喰が戻って来て、海野、望月、甚八と交戦。
仲良くしていたメンバー同士で対戦させるのが、さすが末満さん。
数珠丸の殺陣は優雅だし、セリフ回しも的確で素晴らしいよ!
なんたって、刀がすっとしていてきれい。
三日月が円環を巡る
『能力』を持つように、他の天下五剣も特殊な力を持っているのかなぁ。
数珠丸の目が開いたら全体攻撃で敵を一掃する、なんてことはなかったけど。>乙女座のシャカかよ。
天下五剣揃ったら、三日月を円環から出せる、なんて特殊能力出ないかなー。
もしくは、ミュみたいに
小狐丸からめっちゃ怒られるとか。>最推しのステデビュー、めっちゃ待ってる。

釣り仲間がはけたら、大千鳥と泛塵、小助と忍者たち登場。
すぐに場面は薬研&長谷部、三好兄弟に戻って、時間遡行軍へは共闘です。
伊佐、両手にフライパン持ってるように見える(笑)
青海の金棒も伊佐のフライパン(おい)も、仕込み刀だったようで、ごつい武器を刀に持ち替えますよ。
そこへ、阿吽だけでなく、如水さんまで登場。
足が自由な如水さん、めっちゃ強い。
朧?になったら足治ったんですね、如水さん。
大坂城のセフィロスとか呼ばれてる(笑)
如水さんの刀は誰なのかな。
安宅切だったりしないかな。
現在福岡市博物館所蔵の如水さんの刀で、拵は長谷部の拵(金霰青漆打刀拵)の本歌です。
長谷部が出て来た時は、拵が双子ルックで並んでる。
義伝では政宗の
黒甲冑vs伊達組だったことから行って、最終的に如水さん(朧)を斬るのは長谷部になるのだろうか。
安宅切、マジで顕現しないかな。
辛さを長谷部と半分こしてくれないかな。
もしくは日光の兄貴、ステデビュー・・・するだろうな、あの人は。
末満さん、好きそうだもん、日光。

大坂城に戻って、秀頼と高台院が、炎に包まれた大坂の街を見下ろします。
こんなところでタイトルが・・・!
天伝の爽やかさどこ行ったー;;;
炎の中では、真田十勇士と刀剣男士が戦闘中。
真田組と小助と忍者たちが、物語の喰らい合いです。
互いの本能をぶつけ合う戦い、かっこいいですな。
大千鳥も最後の咆哮です。

そして!
鐘の音が響き、長谷部から始まる
らっせいタイム!
歌詞が、信長の辞世の句から秀吉の辞世の句に代わるのがまた、豊臣の最後を象徴している感じ。
真田十勇士と刀剣男士、更には時間遡行軍が入り乱れて、ステアラを縦横無尽に戦いますよ!
相変わらずキモイな、敵脇差(誉め言葉)
長谷部は笑いながら如水と斬り結ぶし、薬研は三好兄弟とも戦いながら時間遡行軍を捌いている。
骨喰は、囲まれてると思いきや、手招いて挑発してるし、大千鳥は槍ぶん回し、泛塵はこんな狭い場所でよく動けるな、ってくらいちゃきちゃき動いてる!
所々、時間遡行軍が踊ってるのがまた(笑)
場面転換のロードアイコンかよ(笑)
数珠丸は広い場所で堂々と戦うし、岩場から飛び出す鶴さんの登場の仕方!!
拡樹君曰く、
『大跳躍』って、ほんとにね。
対空時間長いし、
足トントンきた!!
刃を背中に回して受け止めるのもかっこいい!
もう、動きだけで鶴さん実在ですね!!
また吠えるし、
狂っているのはむしろ鶴丸。
更には、
真打キター!!
三日月の一周殺陣!

まんばもこんなに移動しなかったよね・・・・?
緩急のしっかりした殺陣は本格時代劇の大御所もびっくりだよ!>テレビは早回ししてるしな。
疲労で少し剣先が鈍ってしまう動きも、三日月らしくて見事です。
主さん!
おじいちゃんに特別手当を!

鶴さんも合流しますが、今回は少し、様子が違う。
戦いに倦んだ様子で、気弱モードです。
納刀した刀を撫でる仕草が、とてもセクシーなんですけど、
納刀した刀を右手に持つのは、戦意がない証拠、って聞きましたよ。
武士は必ず右利きに矯正されるので、利き手に刀を持つと抜けないからだと。>例外もあるにはある。
きっと、伊達組の前ではこんなこと言わないんでしょうけど、三日月の前だから、つい、本音が出てしまったんでしょうね。
『この戦いはいつまで続くのか』って問いは、なにか大事なセリフなんじゃないかと勘繰ってしまう。
審神者的には続いてほしいんだけどな、この戦い。
と言うか、マジレスすると、公式画集情報で、
時間遡行軍総数8億4千万。
2020年時点とうらぶDL数550万。

ひと本丸、小数点繰り上げで
153振り倒せば時間遡行軍滅ぼせる。
つまり、
もう滅んでいる。
しかし、まだ追加投入されているんでしょうな。
消沈した様子から空元気の笑いを経て、
『どうしたら狂わずにいられる?』と問う鶴丸が既に、狂った目をしている。
この目、初めて見た時は、さすがの拡樹君も
『ひっ;;;』ってなったんじゃなかろうか。
そのくらい、怖い目をしている。
鶴丸はジジィ仲間ってだけでなく、三条の流れでもあるから、三日月のことを何か察しているのかな。
鶴丸の問いに対し、
『たやすいこと』と笑う三日月の拠り所は、自本丸。
この衣装並べるの大変そうだけど、衣装だけなのに、せまるものがある。
小烏丸がいないのは、悲伝で
『顕現したばかり』って言われてたっけか。
ともあれ、いきなり思い出話とか挟んでこられて、ついったが
『走馬灯?!』なんて動揺していましたよ。
ち・・・違うよきっと!
いい本丸だよ!!
バーベルを足に落として大変だった山伏、馬に蹴られそうになった宗三と薬研、木を切り倒して長谷部に怒られた同田貫、篭手切のダンスレッスンに付き合ってる亀甲、獅子王、にっかり。
三日月は、たろじろの長唄の稽古に付き合って、鶴さんは日本号・博多・不動と朝まで飲んでいたと。
小夜と歌仙は遠征中。
ごこちゃんが泣いていると、前田とにゃにゃ様が慰めていたそうで、優しいな、にゃにゃ様!
みっちゃん&貞ちゃんのご飯は最高で、鶯丸は相変わらず、大包平の観察を楽しんでいる模様。
ちなみに、鶯丸役の前ちゃんは、大包平役の加藤将の観察日記を時々上げてくれる(笑)>マジで。
江雪兄様と数珠丸は長い髪の手入れについて相談していて、むっちゃんは加州に爪を塗られてへこんで、土方組は変わり種の野菜を育ててるって。
なに育ててるんだろう、兼さん畑仕事嫌いなのに(笑)
滝行に行ったらしい大典太とソハヤが、既に顕現して、しかも三日月と面識があるようなのには驚いた。
悲伝後に顕現したと思ってたから。
しかし南泉はいないな??
南泉は慈伝組かな。
悲伝も経験してないのかな。(長義は確実に慈伝)
大倶利伽羅は馴れ合わない、って、鶴さんが言うのが違和感・・・。
そこは、伽羅坊って言ってほしかった。
それに、留守番で大変なことに、って、粟田口何やった?!
そこ詳しく!
段々元気になった鶴さんは左手に太刀を持ち換えた上、まんばへは、まさかの三日月からお褒めの言葉です。
なにこの素敵本丸!!
素敵!!

なんだか落ち込んでいた鶴さんもすっかり元気になって、
三日月と一緒にいると驚きが絶えなくて楽しい、って言った!
絶対言った!

こんな風に、自身の負の感情を昇華させてくれるから、鶴丸にとって三日月はかけがえのない存在なんだろう。
維伝で探し求めるくらいに。
そうするうちに挑んできた十蔵と鎌之助にも、
『笑ってやろうじゃないか!』って楽しそう。
十蔵たちを一旦は退けたけど、今度は時間遡行軍に囲まれて、更に陽気な鶴さん。
三日月が一度言ってみたい、
『近う寄れ』に対抗して、『ここは俺に任せて先に行け!』って、普通なら死亡フラグ!
でも、
死亡フラグも華麗にへし折るのが鶴さん!
三日月も一旦足を止めますが、そのまま進み、鶴さんまたもや咆哮して時間遡行軍へ突っ込んでいきます。
薬研と三好兄弟も相変わらず激しく戦ってますよ。
三好兄弟を退けたら、次は長谷部の援護、って、
織田の長男、がんばる!
それにしても、ここにいる短刀が薬研でよかった。
ごこちゃんや前田が千穐楽で腹筋バキバキになってたら、
『解釈違いです!』って泣くところだった。
初期はふんわりしていたキャストも、大千穐楽ではすっかり引き締まって、腹筋がバキバキに割れてますよ。
大変だったね、お疲れ様・・・。

その頃の長谷部は如水さんを追って、斬りかかります。
この長谷部は悲伝前の長谷部なので、まだ修行前なんですよね。
そんな、太刀筋の乱れた長谷部を如水さんは淡々と諭しますよ。
おのれの価値を下げるな、って、元の主だからこそ言える言葉だな。
援護に来た薬研と共闘する長谷部の機動、ホントやばい(笑)
短刀超えたよね(笑)
しかし、二振り共々退ける如水と阿吽。
如水さんは単なる敵ではないのかな。
ここで長谷部達を折るつもりはないみたい。
むしろ、強さを極めろと諭している。
『行き場を失くしたこの戦況を覆せるほどに』とはつまり、この時点ではまだ、特命調査は始まってないから、今後増える『放棄された世界』に対応できるように、ってことなんだろうな。
この戦場を起点に捜査が始まって、見つかった時間軸に特命調査を送るようになったのかな。
更に、問題発言。
以前の円環・・・?
以前の円環?!

つまり少なくともここの歴史改変は二回目だということか。
真田十勇士だけだった以前の円環では、うまく行かなかったことが高台院を入れることでうまく流れ始めた、いや、三日月を呼び込むことができたということか?
それは、元主従と言うつながりがあったため?
それでも、三日月の真相を見抜くには情報が足りなかったのか。
如水が手繰り寄せているのは結の目?
ある程度の予想はできても、確信は持てない、と言ったところかな。
ジョ伝では、
如水は天下を欲している、と言う認識だったけど、それは周りが勝手に思ってるだけで、本来の目的は違うんじゃないかな。
如水だけでなく、三日月と、更には刀剣男士までも、同じものを探している。
ならば、如水と三日月が組んだ場合、私は間違いなく、
呼応して政府に反乱を起こす。
長義も、反乱起こしていいっつったしな。
実はあの時点で、かなり
『あぁん?!やってやんよ?!』って思ってた。
如水と三日月の利害が一致するなら、
自身の情報収集能力の無さを棚に上げて、戦況の不利を審神者の怠慢のせいにするような時の政府なんざ、滅ぼしてやるに決まってんだろ。
我が本丸に集う刀剣、二振り目までほとんど全員カンストしてますし。
審神者もカンストしてますし。
御味方仕る。
ともあれ、見逃してくれた如水と阿吽が去ったのち、しっかりへこむ長谷部と、平静を装いつつ悔しがる薬研。
口調は笑ってるのに、目は全然笑ってないアニキ、かっこよすぎ。
それぞれに敗北感の処理の方法が違うの、
見事に解釈一致です!
そうだ!!
生きてさえいれば軽傷だ!!


燃え続ける大坂の街、火の手は城へと迫ります。
大阪城って、今の位置に建てたのは徳川で、本当の大坂城はその下に埋まってるんですよ。
色んな遺物も一緒に埋まっているかもね。
真田十勇士は徳川軍と戦いつつ、大坂城へ。
海野の、
『豊臣の天下は続くんだ!』に、『その嘘は本当にしなくちゃいけないね!』って応じる望月。
六郎コンビはなんだかんだ仲がいい。
『豊臣は俺達が守るんだ!』と、大坂城へ至った真田十勇士の前に立ちはだかるのは、歴史を守る刀、三日月宗近。
このシーン、劇場版の本能寺のシーン思い出すな。
土足厳禁だ。
无なる逸話から生まれた、いや、如水の策略によって、生み出された真田十勇士。
史実と物語の間で揺蕩う朧でも、豊臣を守る心だけは真実。
三日月は自身も物語を持って顕現した刀だから、十勇士に対しての理解が深いし、思いやりも深いんだよね。
ただ、それが
殺し合いってのが刀ステなんですが・・・。
最後の力をふり絞って襲い掛かる彼らに、三日月もやや不利かと見えましたが。
他の刀剣男士が苦戦しつつも戦力を削いでいたため、十勇士を撃退。
この戦いは、三日月一人に負けたんじゃない、そこまで十勇士を追い詰めた刀剣男士たち全員の誉、って、その通りだよ。
それが、この本丸の戦いなんだよね。
『俺達の本丸はすごいぞ』と、三日月も誇らしげです。
この円環が、何度目の大坂城かはわからないけど、三日月の満足のいく強さを得たのでしょう。
真田十勇士を倒した三日月は、この時初めて、高台院を
『ねね様』って呼ぶんですよ。
ねね様を斬りに行く三日月を、追う力もない十勇士。
『信繁様は褒めてくれるかな』って、褒めるよ!きっとね!
けど、
死ぬまでは生きるが真田の家訓じゃなかったのかよ!!!!
もっと戦って・・・
うわああああああ;;;;
十振まとめて破壊されてしまった・・・!
しかし、なんて気持ちのいい連中だったろう・・・。
真田十勇士、今度は味方で顕現しないかなぁ!!

その頃、刀剣男士たち。
敵を打ち払い、燃える大坂城を眺めます。
薬研は、
『信長さん達の生きた戦国の世が終わるんだな』って、しんみり。
薬研はこの時、既に燃えて無くなっていますからね。
泛塵は狐を使えるらしく、狐から仕入れた情報によると、真田丸は徳川軍に、十勇士は三日月に撃退されたとのこと。
これからこの時代は、政府により隔離されるそうな。
がんばったんだから、もうちょっとこう・・
・お役所仕事じゃない結果にならなかったのかな、と思うよね。
ともあれ、ここはまともな時代ではなくなるから、早く離れろと言う泛塵。
骨喰は、三日月が戻っていないことを心配しますけど、大坂城に向かった三日月を大丈夫だと保証する鶴丸と数珠丸。
三日月とのやり取りがあった鶴丸はともかく、数珠丸の三日月へ対する信頼は、自分への自信や自負もあるのかもしれない。
大典太なら、ここまではっきりと
『大丈夫』とは言えなかったかもしれないけど、数珠丸は達観している刀として、なんならパパ上とさえ、対等でいられる刀じゃないのかな。
一方の泛塵と大千鳥は、政府へと帰還する予定。
任務を完遂することができなかったため、どんな処分を受けるかはわからないって、ね!
いや、ここまでやった二振りを処罰したら、
全審神者が内閣不信任案出すからね?!
次の選挙で全員失職させるからね、時の政府!!

泛塵と大千鳥は、いずれ別個体ではあるが顕現するかもしれない、って・・・そう言うこと言うのやめてくれよ・・・!
お前達が来い!

一方、大坂城内。
秀頼の背景に鏡を持ってくる演出が素晴らしい。
遠い彼方の背中、という、父達の面影を現しているだけではないでしょう。
今、ここにいるのは放棄された世界の秀頼で、史実ではない。
鏡に映る彼の背中、そしていくつもの影は、正史、諸説、または、これまでに放棄された世界の彼の姿じゃないだろうか。
如水が歪めた
『大坂夏の陣』は、一度ではないのだから。
家臣や淀殿が自害し、一つになる秀頼の鏡に写った姿。
自害に臨む秀頼の刀の抜き方が、いち兄じゃん・・・!
高台院に渡した刀は、間違いなく一期一振ですよ。
そして、自刃に使うのは鯰尾・・・!
なんて残酷なんだ・・・。
天伝で鯰尾が言った、
『ここが夏の陣じゃなくてよかった。今だけは、秀頼様を生かす戦いができる』が、フラッシュバックしてもう、感情ぐちゃぐちゃですよ!
でもこれ、末満さん的にはまだ優しいやり方ですよね。
本来の彼なら、ここに一期と鯰尾置いたでしょ・・・。
それにしても、今回ほど、一期と鯰尾の記憶が燃えてなくなって、本当によかったと思ったことはありませんよ。
次にこの二振り見た時、主は動揺しないように気を遣わなきゃ。
ともあれ、既に人ではない高台院が、秀頼の介錯を。
刀剣破壊の音、ということは、やはりこの秀頼も朧であったのですね。
高台院も朧なのだから、実はガラシャ様みたいに、刀剣男士や時間遡行軍と渡り合える戦力を持ってるってことなんでしょう。
ならば、この一閃もわかる。
落ちた秀頼の首を赤子のように抱きしめて、嘆く様がピエタのようです。
・・・高台院が一路さんでよかった。
こんなに強く、悲しく、立派な高台院、他にいない。

紅い躑躅が咲き誇る中、現れる三日月。
紅い躑躅はこの時、福岡城のお堀端に咲いていまして、通勤路で毎日見る度、このシーン思い出してへこみました。
三日月を、誰のものでもない、誰のものにもならない孤高の刀だと評する高台院。
三日月は、歴史を守る使命を与えた今の主のため、前の主を手にかける・・・。
その辛い勤めに対し、高台院は
『物の心を空に返してほしい』と、美しい言の葉を手向けます。
『あなたの行く末が、良き物語となるように祈っています』と、元の主からのお言葉。
その祈りが、天に届きますように。(脚本家を睨みながら)

そしてここで、山姥切が弥助に語ったセリフが来ます。
悲伝前なのにこの重みと言うことは、まんばにも円環の記憶が少しはあるんだろうか。
『失う覚悟はできている』に、刀剣男士たちの言葉が重なって、三日月の『これはまた、随分煤けた太陽だ』のセリフが。
その、煤けた太陽がいつか、真の光を放って、三日月の目指す物語の終点となりますように。

さて、しんみりとしたセリフが終わって、なんだかいい感じの音楽が始まって、
EDかな、と油断していたら、血に染まる桜。
周りには突き刺さった刀剣。
その中で生まれた何か・・・!
お・・・鬼丸?!
お前、鬼丸国綱だな?!

血まみれになった花は審神者の血涙で、散った花は鍛刀で散った資材や札か!
そして、生まれた彼の咆哮は、鍛刀成功の絶叫だろ。
更には、
巻物の悲伝が陽伝へと変わった!!
なにが起こるんだよ、陽伝!!
え・・・再演とか・・・?!
悲伝のトラウマをぬぐってくれるんだよね?!そうだよね?!
鬼丸は、悲伝を陽伝に変えるためのキーマンになるんだろうか。
だったら、陽伝が始まる前に童子切も実装されるってことはないかな。
更なる地獄へ落とさないよね?
更なる沼には落ちるだろうけど!!

初見動揺しまくって、余韻なしにED行かれて鶴さんのご挨拶丸々見逃したわ!
これは希望なの?
希望だと思っていいの?!


EDは、真田十勇士も加わってとても賑やか。
くるくる回る鶴さんが可愛い!
観客に挨拶しているのかと思ったら、通り過ぎる三日月に挨拶していたんですね。
そのサインを、三日月が真似て行ったのかな。
並んで一礼する真田組もよい!
骨喰の微笑み、尚弥も見たかった・・・!
それに、挨拶して回る三日月が気のいいお爺ちゃん風なのがね(笑)
ついさっきまで、神がかった殺陣を披露していたのに。
長谷部は三日月に、ちょっとイラっとしてるのかな。
薬研は相変わらずアニキだし、数珠丸は優雅。
秀頼様は天守からごあいさつで、三日月単独になったのち、高台院と並ぶ
旧主従尊い!!尊い!!
三日月が傘持って舞ってるよ・・・!
旧主従の舞い、麗しい!!
双騎出陣の時もそうだったけど、EDで女優(女形)を主役がエスコートする様は良いですな。
初見では定点だったこともあって気づかなかったけど、三日月だけ一周しているのは円環ってことなのかな?
素晴らしいEDでした。

結論。
无伝は地獄だったけど、
天伝=真の地獄无伝=それなりに救いのある地獄だったと思います。
无伝って、亡くなった人物は一応歴史通りだし、死ぬはずのない人間が死んだ天伝ほどの地獄ではなかったと思うんですよ・・・。
刀ステ観てると地獄の評価基準が甘くなってしまうんだけど。
しかも、鶴さんと鎌坊という癒しがいて、傷んだメンタルのセラピストに数珠丸がいたじゃないですか。
ラストで、悲伝の書き換えもなされたし。
蜘蛛の糸のごとき細い希望でも、ないよりはまし、と言う、一筋の光が見えた気がします。
ミュ派にはきっと、
『これが希望だなんて、お前らの頭おかしい』って言われるだろうけど(笑)
これはこれで、いい沼だ。

思えば、悲伝までは結構のんきに観ていましたよね。
悲伝前と悲伝後で刀ステ観る目が変わったから、
BH(Before Hiden)とIAT(In anno tristi/悲しい年)って呼べばいいと思う。
BHはともかく、IATってなんやねん、って、ADに準拠して、ラテン語ですよ。
ADは
『Anno Domini/主の年に(キリストが生まれた年)』だそうですわ。
義輝が鵺に名を与えるシーンは、どう見てもアダムの誕生だったから、これで良いと思います。

さて、大千穐楽では、キャストコメントがありました。
海野の言う、
『刀剣乱舞外伝・集結!真田十勇士』のスピンオフ、ほんとにやってくれていいよ!
なんなら、刀ステの最終回に、仲間として出てくれていいんだ!
秀頼様は、ようやく楽屋が片付くね(笑)
6か月間、ほとんど住んでたようなものじゃなかろうか(笑)
伝説になりましたね!
高台院さま、長い演劇生活の中で新鮮な驚きと女であることを忘れられる場所だったとかで(笑)
何があったんだろう(笑)
舞台の外では、宝塚の慣習に従って、
『三日月宗近さま』と呼んでくれるのが素敵でした。
泛塵は長セリフ頑張りましたね(笑)
素に戻ると可愛いな、最年少!
大千鳥も素に戻って、エンタメ頑張るって。
うん、応援してるよ!
長谷部がやったエアハグは、なんか見たことがあると思ったら、
モリステでモランがやってた(笑)
ホームズ(きたむー)がいるのに、心臓強い(笑)
薬研の、
『長谷部が手のかかる子!』に長谷部が『可愛いね』と答えて、更に薬研の『ちょっと黙っててもらってていいですか』って、流れ最高ですな(笑)
織田の長男、頑張りました(笑)
骨喰体操は、お客さん座りっぱなしだったからね!疲れたよね!
リラックスしましょう(笑)
染ちゃんは維伝に続き、ここでも変声(笑)
また舞台で見たいよ、染鶴!!
そして三日月。
今回83公演、天伝から合わせると計177公演。
无伝は100公演かなわなかったけど、この時勢で完走できただけですごいんだよ!!!
お疲れさまでした!
また会いましょう!


配信では、バックステージツアーもありましたよ。
前楽は拡樹君&染ちゃん。
染ちゃんが
『はぐれたら死ぬ可能性があります』とか脅してくる(笑)
拡樹君、カラコン入れたまんまだし、マスクが自分たちのグッズでしたよ(笑)
敵脇差の燻製とか、大太刀の干物とかw
がっ君の袖水を見つけた染ちゃんの大声に、拡樹君がビクってなるの、ぐうかわ(笑)
鶴丸が三日月を驚かせたよ(笑)
袖水片づけるまでが舞台、って、がっくんめちゃ怒られるwww
ちなみにこれは、片づけるのを忘れていたのはメイクさんだったそうです。
がっくん(数珠丸)のメイクさんには、ぜひアイメイクの教えを請いたい。
鶴丸がキャッハーする馬イクには、拡樹君が
『この瓢箪に燃料が入ってるんだろうね』って指摘して、なるほど!!ってなった!
染ちゃんも気づいてないことに気づくなんて、さすが。

大千穐楽のバクステツアーは三津谷&がっくん。
最初からボケまくる三津谷を、半笑いで対処した上、最後にはボケを潰しまくるがっくん容赦ない(笑)
屋台にあった竹筒は水鉄砲ですね。
とうらぶって、花丸もそうだけど、めっちゃ細かいところにこだわってるよね(笑)
バクステツアーは役者達が
『僕、ここから出てきます』とか、『ここにはけます』とか教えてくれるので、ディレイで観る時に『ここかー!』とチェックできて楽しいですよ。
残念ながら、このステージは解体予定だそうですが、また、大きな劇場でやれるといいですね!
博多座なんかいかがです?
ミス・サイゴンを原作サイズで再現可能な博多座、いかがです?
福岡(市)公演、待ってますよ!>北九は微妙に遠い・・・。




 







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