舞台 刀剣乱舞
- 綺伝 いくさ世の徒花 -






福岡5公演と、5/15の前楽&大千秋楽の配信観ましたよ!
無事に大千秋楽を迎えられて、本当に良かった・・・!
毎日、神棚にお祈りした甲斐があったというものです!
福岡でも三日間、綺伝漬けで楽しゅうございました!
7回観てもまだ観たいと思うから、この中毒性はとんでもないですよ。>更にディレイで見た。

そう、あれは福岡公演初日のことでした。
1階16列目から、見たのです・・・。
天正遣欧少年使節に続いて登場した大友宗麟が、
階段降りる最初でつまずいて、おっとっとってなったのを。
いや、
しょっぱなかよ!って突っ込んだ(笑)
これは幸先いいぞ、初日はこういうアクシデントがあるから楽しいんだよ!
宗麟は裾が長い衣装だから、こういうことあるよね!
他にも、福岡公演NG集(笑)
初日:出だしから躓く大友宗麟と布バサしちゃった長義
2日目:やたらセリフを噛む宗麟とクロカン、薙刀ジャンピングキャッチのガラシャ様(これは投げた忠興様のNG)
3日目:福岡公演を熊本公演と言い続けてしまう病にかかった梅津長義と、明太子の卵はボラだと言っちゃう・・・クロカン?かな?誰が言ったんだろう。

もっとアクシデントあってもいいんよ?>もちろん、怪我はしない方向で。

そして、
天正遣欧少年使節の紹介もしておきます。

伊東マンショ
千々和ミゲル
原マルチノ
中浦ジュリアン


ヨーロッパに渡り、ローマ教皇に拝謁した戦国随一の国際メン達。
キリシタン弾圧によって、殉教したり棄教したり、その後の運命もそれぞれな方達です。
中でも
伊東マンショ。
彼は日向国の豪族の息子で、戦に負けて家を滅ぼされたのち、キリスト教に入信しましたが、彼を命からがら助け出したのは
刀工・堀川国広。(当時は田中金太郎)
仕えていた家が断絶したのち、山伏になって山伏国広を作刀。
その腕が評判になり、山姥切長義を磨り上げてその写しを作刀。(山姥切国広)
その後、京都・堀川に住居を与えられて堀川国広になります。

まんばとなんか絡むかな、と思ったけど、そんなことはなかった。
そして、
キリシタン大名たちも紹介。

大友宗麟→ドン・フランシスコ
黒田如水→ドン・シメオン
高山右近→ドン・ジュスト
小西行長→ドン・アウグスティヌス
大村純忠→ドン・バルトロメオ
有馬晴信→ドン・プロタジオ
細川たま→細川ガラシャ


なんでみんな
『ドン』がついてるの、っていうのは、貴人や高位聖職者への尊称だからですね。
ドン+名前になり、姓にはつきません。
日本語で一番近いのは
『卿』かな。
これも、名前+卿か、姓名+卿で、姓だけにつくことはありません。
『殿』も近いっちゃー近いけど、これは姓だったり役職だったりにつくので、違うでしょ。>黒田殿、黒田筑前守殿、みたいに。
ちなみに、当時のキリスト教ではアジア人は高位聖職者になれないので、ここでは単に貴人の意味で使われていますね。
どんなに頑張ってもアジア人だから高位聖職者になれない、という不満や、奴隷制の矛盾から、千々和ミゲルは棄教しています。
また、綺伝では殉教のことを
『マルチリ』って言ってますが、マルチリヨが正しいらしい。
Martirio(ポルトガル語):殉教
ギリシャ語で『証し』を意味する『Martyria』が語源
となっているそうだ。

ともあれ本編。
一通りの流れは科白劇と同じです。
ちなみに科白劇は
『別の本丸の』戦績資料のため、ステ本丸の話ではありません。
ここ、テストに出ます。
さて、歴史改変が行われ、正史から分岐した慶長の熊本城に、政府から派遣された古今伝授の太刀と地蔵行平が潜入。
この・・・花道の使い方なぁ・・・!>大千穐楽は大阪新歌舞伎座
これ、コロナ禍でなければ、客席登場していたシーンだよな・・・!
悔しい・・・!
客席登場があれば、私の座席のすぐ横をキャストが通っていたんだよ、悔しい!!
古今のひらみとか、立ち止まっている時に、おさげの先が太刀の鞘にかかってるのも可愛いんだよね!
近くで見られたはずなのにぃ・・・!
一方、一足早く熊本城の最奥にたどり着いた地蔵が扉を開けると、一面咲き誇る桔梗の花。
もう、既に雅。
さすが綺伝、華やかな戦場です。
『また私を斬りに来たのでしょうか』
とガラシャ。
今回、多くの歴史上の人物が
『また』とか『今度こそ』と言いますよ。
堰き止められた時間の中、幾度となく繰り返された事なのでしょう。
彼らの記憶に残るほどに。>これまでは、官兵衛だけがこの記憶を持ってた。
この世界の因果である細川ガラシャを古今が斬ろうとするも、魅了された地蔵が阻み、彼女を連れて逃げます。
『また』本能にあらがうのか、とは黒田官兵衛の言。
クロカンから殺せ。

その頃、天正遣欧使節より刀剣男士襲来の報告を受けた宗麟は、以前と違って、信仰に迷いが生じている様子です。>つまずいたのはこのシーン
いや、信仰に、と言うより、この繰り返される円環に、でしょうね。
何度も繰り返される、刀剣男士との戦いに倦んでいる様子です。
彼とは逆に、まだ感情がフレッシュな天正遣欧使節達。
『端から負け戦』と言うクロカンに反発しますよ。
なんか・・・悪口言いたくないけど、試練だの試されてるだの、なんかっちゃーそれやな、キリスト教。
私は、なんでも許してくれる仏様が好きです。
ともあれ、
今後の展開はガラシャ次第、と言うクロカン。
そこへ、大村純忠と有馬晴信、高山右近と小西行長がやって来て、ガラシャが連れ去られたことを報告です。
『あっちには変わった刀がいるね?』ってクロカン・・・。
あんたさっき、
『また』ってゆったやん・・・・・・。
ガラシャ奪還と、いきり立つ面々の中で、この国の摂政である宗麟ただ一人が、
『ガラシャ様を自由にして差し上げよう』と言いますよ。
この改変が成されたばかりの頃は、
正史より分岐したこの国をパライソにするんだと、理想を持っていたのでしょうが、延々と繰り返されるさまに厭戦気分になり、それも進んで、鬱になってるんじゃないかな、宗麟。
こんなに何回も繰り返される円環の中で、平然としていられるのはクロカンと、既に人ではないガラシャくらいのもんよ。
刀剣男士、つまり、
時の政府が勝つまでやる、彼らが勝つまでの命、なのだから、普通は狂うのよ。

一方、地蔵を見失って、困った古今がステ本丸へ入電。
『よのなかに たへてさくらのなかりせば はるのこころは のどけからまし』
原作でも科白劇でも思ったけど、なんでこんな状況でのんびりしてるんだろう、古今。
彼としては、兄弟を魅了された挙句奪われて、任務失敗の危機的状況なのに。
矜持かな。
古今は細川幽斎の古今伝授の逸話を持っているので、田辺城の時のように、危機にあるほど落ち着くように意識する性質なのかもしれない。

歌仙のナレーションののち、
いざ、出陣!
OPキャストパレードの、
顕現ポーズに行くまでの長義の動作が最高!
素では
『たくままー!』なんて言ってる真白くんが、妖しい雰囲気のにっかりに変化し、優雅な亀甲元気いっぱいな獅子王が可愛い!
篭手切も、眼鏡を押し上げる動作が可愛いな!

古今の羽織が柄にかかる仕草も可愛い
し、ゆづくんちょう可愛い。>それ地蔵の中の人。
隊長を命じられた歌仙は、遠い目をしてガラシャ、彼にとっては玉様を思い浮かべますよ。
この時の表情と、ラストの表情の違いがもうな・・・!
遠くを見つめながら、
すっと取り出す扇子ー!!
優雅!!

ネタバレ見ずに福岡初日が初見だったから、もう声が出そうだった!!
これ、毎回アンケートにグッズ化のお願いしていて、5/13くらいに販売のお知らせが来たんですよ!
予約開始は5/15の12時!
歌仙と古今、予約できてよかったー!
歌詞は、玉様の辞世の句、
『散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ』
が入っていますね。
なぜか、花丸第一期のEDで一節ずつ書かれていた句です。
舞う男士達の色気が素晴らしいし、
一人舞の長義のにやりがたまらん!
歌仙の玉様との二人舞い、優雅なだけでなく力強いのがね!!

玉様と離れた後の歌仙の表情と、EDで玉様の姿を追う歌仙の表情、がらりと違っていて必見です!

いいですか!ここ!赤ペンですよ!!
文章問題で出ますからね!!

こんなに舞う花びらが似合う刀ステ、未だかつてなかった!!

さて本編。
古今の要請に応じて、歌仙隊長率いる第三部隊は、慶長熊本に来たはいいけど、やっぱり目的地とは離れた場所へ到着したらしい。
長義のマントや鵺の上に、OPで投げた花びらが乗ってて、動くとひらひら落ちるの、可愛い。
キャンプ中に亀甲が作った汁物を歌仙がもぐもぐしてるんですが、もしやこれは、
芋煮なのか?!
亀甲は、醤油&牛肉派
だって読んだ!
歌仙が亀甲に食器を返す時に、
『ごちそうさま』って言ってたんだよな。
スイッチングでも観られなくて惜しかったのが、篭手切の
『えいえいおー!』に合わせない長義ににっかりと亀甲が寄ってきて、長義の腕を取って『おー!』させるとこ!
これ、幕が下りてる途中でのしぐさだから、1階席でないと観られなかったんだよ。
スイッチングでは観たかった。

翌日、第三部隊は三組に分かれて熊本城下へ潜入です。
加藤清正敗北ののち、キリシタンの国となってしまった城下は、一見、穏やかで平和そう。
花びらお掃除中のモブさんが、荷車にぶつかられて、ほうきで追い払ったり、動きがこまやかだった。
そんな中、落ちぶれて盗人になってしまった細川忠興登場。
元の主だと察しつつも、人違いではないかと戸惑う歌仙を振り切って立ち去った忠興は、長義&亀甲組も追い越して去っていきます。
『なにあれ??』ってなってる二振りは、ガラシャ様を連れ去った地蔵を追う大村純忠&有馬晴信の兵に囲まれます。
『この人数を一度にってのは、さすがの僕もどうだろう?』と言いながら、かなり自信がある様子の亀甲。
レベルは高いと見える。
その彼らを、
『今度こそ』ぶち折る、というのはつまり、彼らにも円環の記憶があるということか。
相当数、繰り返した世界と見える。
そんな彼らにはったりを仕掛けて、悪戯っぽい表情の亀甲、どことなくSっぽくて好き(笑)>中の人はSだから、亀甲になるのに苦労したらしい。
一方の長義は、
有馬晴信にいきなり左手での平手打ち。
『右の頬を打たれたら?』

って迫られて、唖然とする晴信に大き目の舌打ちして(大千秋楽ではなかったかな?)また平手打ち(笑)
まだ唖然とする晴信に、周りの兵達が
『左っ』『左ー!』って囁いた後、『左の頬を差し出せ・・・?』って言った途端、利き腕パンチって、ドS本歌に亀甲大喜び(笑)
いやいや、さすがに乱暴狼藉が過ぎるだろ(笑)
しかし、大友宗麟への取次はしてもらえることになりました。
なんでや。

その頃、獅子王&篭手切組は飯屋でごはんです。
亀甲の汁物食べてたの、歌仙と篭手切だけだったもんな。
獅子王はお腹すいたよね。>さすがにあの時は食べたと思うがw
飯屋にいる理由を、獅子王は腹ごしらえだけじゃなく
『情報は人が集まる場所を行きかう』からと言いますよ。
平安刀。
見た目少年なのに、経験豊富で手際がいい。

女中さんが鵺を三度見くらいしてるし、獅子王のパパ上物真似、可愛い(笑)
獅子王が周りを気にせずじっちゃんの武勇伝を語る時、篭手切が
『騒がしくしてすみません』って周りにぺこぺこするのも可愛い(笑)
そこへ、やはりガラシャ様を連れ去った地蔵を追う小西行長と高山右近登場。
彼らのありさまに、獅子王は
『鵺みたいだ』と評しますよ。
表情はやんちゃな少年なのに平安刀だなぁと思わせる洞察力。
第三部隊、全員が頭いいからサクサク話が進む。
更には、落ちぶれた忠興が現れて、篭手切はびっくりだし、獅子王はじめ飯屋の人々は
『くっさ!!』ってドン引きだし、右近は襲われるし、散々ですよ。
忠興の脇差、誰だろうな・・・。>審神者仕草
こうなったらもう、ガラシャ様の事は一旦置いて、忠興を追う、ってことに。
ガラシャ様、置かれた・・・。

再び歌仙とにっかり。
熊本城下を偵察中に、古今と合流です。
『天津風』と囁くのは、『天津風 雲の通ひ路吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ』ですね。
上の句を読んだのに、当然知ってるはずの歌仙が続けてくれないから、
『忘れてしまいましたか、歌心は?』
と問う古今。
この流れは原作と同じですね。
極めた歌仙は、古今を
『きみ』と呼ぶけど、極めてない歌仙は『あなた』なんだよな。
原作の展開で、極めた歌仙は動じず、落ち着いているけど、極めていない歌仙は結構わたわたしてて可愛い。
歌仙、極めたら声のトーンまで変わるんだよ。
昔馴染みと言いながら、お互いに打ち解けてはいない様子の二振りの間で、脇差のにっかりが偵察スキル発揮。
古今が歌仙たちと合流する時を狙っていた時間遡行軍との戦い、
BGMがワルツなの、さすが綺伝。
音楽までもが雅。
にっかりの殺陣って、背後からの攻撃を見ずに避けたり、隠れている敵を斬ったり、ノールックの動きが多いのは、
『目では見えないものを斬る』ことで、霊を斬ったという逸話を表しているのかな。
動きも、柳のようなしなやかさだし。
歌仙の方は
地響きがしそうな踏み込みと、二つ胴も余裕のパワープレイ。
古今は、ひらみが美しくて、
カメラの前であらわになった太ももが実にけしからん。
いや・・・それはまぁそれとして。
実績を積んでいる歌仙とにっかりとは違って、まだ実戦経験が足りない古今の危機を、二振りが二刀開眼で撃退です。
科白劇の時の、特殊刀装の声が聞こえてくるね(笑)
歌仙と古今の皮肉の応酬、いかにも昔馴染みって感じでよい。
本気ではケンカしていない感じが(笑)
ここで、古今の情報により、この世界の原因がガラシャだと判明。
忠興っぽい盗人はいるし、キリシタンの盟主がガラシャだし、歌仙は混乱の極みですね。

その頃、地蔵はガラシャを連れて、熊本城下の廃寺へ逃げ込んでいました。
なんか、ここでは平和なキリシタンが弾圧されてるみたいになってますけど、
神社仏閣を破壊したのもキリシタンだからな。
この寺も、キリシタンによって破壊されたのかもね。
動く背景の使い方は、ステアラを経験したからだろうなって思いつつ観ていました。
限られた奥行きでも動きを表現する、という手法がステアラで出来上がったんだろうな。
ということはつまり、
ステアラ公演前に、予定通り綺伝が上演されていたら、観られなかったかもしれないシーンだってこと。
キリシタン大名に撃退された男士は、伽羅、篭手切(?)、日本号、いち兄(?)、堀国、兼さんかな?
しかし、
『せめてこの世界でだけは生きていてほしい』と言う地蔵の健気さにほだされた玉様、意地悪を言って、地蔵を困らせるのが可愛い。
そして、玉様を初めて
『姉上』と呼ぶ地蔵が可愛くて毎回キュンキュンするのよな。
もう、美人姉妹なんよ。

さて、忠興を探して、城下を走り回る篭手切と獅子王。
その頃、長義と亀甲は、熊本城の聖堂に招かれていました。
椅ー子ー!!
のシーンですが、今回のテーブルは足元が見えない。
1階席で見てると、長義がめちゃくちゃ低くなってた(笑)
座ってる全体像が観たい!!
宗麟から勧められた酒を、
『呑めない』と断る長義に対し、『頂こう』と受け取る亀甲。
亀甲の飲酒って、
『毒殺なんて恐れていないよ』と、『その程度の信用はしているよ』のダブルミーニングかな。
福岡初日はもっと顔しかめて、
ワイン美味しくないのかな、って表情だった(笑)>その他の日は平然としていることもあったので、日替りだったのかも。
長義は相変わらず傲慢な物言いで、最高だな。
宗麟の説得にも、クロカンの嫌味に対しても、表向きは動じず返答していく。
戦争なんて、互いの正義がぶつかるものなんだから、
思想関係なく本能で斬る、という長義の容赦なさが良き。
しかし、
『・・・本能だ』と言った時の表情。
とても忌々しげで、どう言う心情だったんだろうかと。
本能と言うとどうにも獣のようで、本歌の矜持に障るとか、頭では相手の言っていることに理があるとわかっていても、斬らざるを得ない衝動を表に出したくないとか、そういうことだろうか?
亀甲は割と、さらっと
『本能』と言ってるけど、クロカンに『審神者の傀儡』とか、『憐れだな』と言われてムッとした様子。
自分のことはいいけど、
大好きなご主人様を悪く言うなんて!ってことだろうか?
長義は
『憐れ』の方に苛立ったのかもしれない。
『ガラシャコロース#』(意訳)
案の定、激高したキリシタンたちを止める宗麟が強い。
交渉決裂後、
『どこかでお会いしたことがあったかな』とクロカンへ問う長義の表情、最高だな。
長義の慧眼にも敬服です。
ここを写してくれたカメラ、最高の腕前。
円盤でもお願いします。

その頃、忠興に追いついたのは篭手切、獅子王と高山右近。
忠興の言い分に耳を傾ける獅子王の表情が、セラピストのそれですわ。
『お話聞きますよ?』のスタイル。
高山右近は、忠興にガラシャとの不倫を疑われますけど、即否定です。
だって、右近は
細川夫妻強火担だもの。
正史が解釈違い。
暴れる忠興に、セラピスト獅子王が歌仙のことを思い浮かべつつ諭しますよ。
表情マジセラピスト。
そんな時に空気を読まない時間遡行軍登場。
先に忠興を追った右近を、篭手切と獅子王も追います。

一方、歌仙組。
古今は、
『兄弟の地蔵が、悪い女に誑かされてしまったのですよぅ。連れ戻すの、手伝ってくださいな(意訳)』と頼んでいるのに、歌仙ったら『なんで(意訳)』って。
うん・・・。
そう言うとこまで主くんに似なくていい、って、みっちゃんが言ってる。
兄弟だから、多少本筋を踏み外してもさぁ・・・。
本丸にだって左文字とか、仲良し兄弟いるんだから、協力してやればいいのに。
古今の、
『言っときますけど、わたくしの兄弟を誑かしたの、忠興の嫁ですからね?その彼女をあなた、斬れますのん?(意訳)』にようやく、歌仙も協力する気になったようです。
噂の地蔵は、ガラシャを連れて逃亡中。
真に祈っている姿が健気です。
この神の国で仏教徒はアウェイですけど、
地獄にあって衆生を救う地蔵菩薩の加護を持つ彼が、死者の国でもあるこの場にいるって言う演出がにくい。
地蔵だからこそ、この濁った円環の中で、地獄から抜け出せないガラシャを救うことができるんだよ。

そしてここより
とうらぶ無双!
長義と亀甲が、熊本城下の時間遡行軍と戦闘です!
城下町の背景がぐるぐる動いて、これ、とうらぶ無双で散々見た景色(笑)
ステアラの経験も入って、最強になりましたよ!
戦闘後の、長義の血振りカッコイイ!
科白劇の時は、刀の柄をトンと叩く亀甲の血振りがあったので、これも観たかったよ!!
亀甲と長義のマントのデザインって似たようなものなのに、素材のせいか、広がり方が違うよね。
亀甲の殺陣は、上から見ると花が開く感じでひらめいているんじゃないかな。
続いて、忠興を追う篭手切、獅子王の戦闘!
獅子王の平安ジジィぶりを見た後だと、
『必殺剣!』って言い方が、『若いもんに教えてもらった今時の言葉』って感じでよい(笑)
地蔵の方は、天正遣欧使節に追い詰められます。
地蔵を庇うガラシャ様が美しい。
更にはにっかり、歌仙、古今と、全員の殺陣の連続で
オペラグラスが忙しかったシーン。
地蔵の奮闘で、先に逃がされたガラシャは、城下町で忠興と邂逅です。
罵り合いと見せてのろけ愛の細川夫妻。
『もう狂っておられますよ』
と笑うガラシャ様が美しい。
ここでガラシャ様は忠興に斬られることを望みますけど、彼には斬れないだろうなぁ。
愛が深すぎる。
そこへ登場の高山右近が忠興を斬ります。
右近・・・
細川夫妻強火担すぎて馬に蹴られるレベル。
またもや、夫に斬ってもらえなかったガラシャが神姿に。
翼のシーンは、1階じゃよく見えなかったし、3階席でもややずれてたから、2階席辺りがちょうどいい感じです。
スイッチングではさすがに、カメラを合わせてきました。
これが本来見せたかった姿か。
ガラシャと共に地獄へも行こうと言う地蔵。
地蔵菩薩の加護持ちなら、むしろ地獄の方が本領発揮しそうです。
残された者達は、忠興を看取ります。
落ちぶれた元の主の無惨な死に、歌仙もショックが大きい様子です。
その頃、熊本城の聖堂には、企む一味が集まっています。
クロカンと、阿吽ー!
朧まんばと政宗の黒甲冑に、竜馬、以蔵、武市、東洋!
維伝の舞台挨拶で
『また会いましょう』ってこういうことか!ってなったシーン。
なぜか、光秀らしき桔梗の前立ての甲冑がいるし、もう一人は誰だろうね、って、話題になりましたよ。
特命の歴史上人物なら、聚楽第は北条氏政。
天保江戸は鳥居耀蔵だったかな?
慶応甲府は多分、特命のメンツ的に沖田君じゃないかと思っているので、
沖田君かもね。
加州は既に本丸にいるし。
明らかになるのが楽しみですね。
しかし、无伝でもそうだったけど、分岐して停滞した
『放棄された世界』に新たな要素を取り込む方法、っていうのが存在するはず。
それはなんだろうな?
私、気になります!

休憩はさんで第二幕です。
ちなみに、刀ステの休憩は毎回、休憩じゃない。
結構な頻度で心拍数あがってる。
ともあれ、歌仙の細川夫妻紹介から始まります。
『天性の(天姿)国色、容貌の美麗比喩なく、精神活発、鋭敏、果決、心情高尚にして才知卓越せり』
つまり、
『生まれつきの絶世の美女にして、その美しさは他に比べるものなく、生き生きとして、才知鋭く、決断も早い。その心根は気高く、その才能は群を抜いている』
赤子をあやす玉様を歌仙が、とても嬉しそうに見守っているのは、刀が家の守りだからかな。
子孫繁栄とてもめでたい、これからは僕が君を守るからね、って。
玉様の歌に、柄に乗せた指でリズムを取る歌仙が穏やかで優しい。
しかし、穏やかでないのが細川家。
本能寺の変が起こり、幽斎が
『援軍は、そこになければないですね』と断ったこともあって明智滅亡。
言い争う夫妻の間で、聞こえるはずもない声で懸命にとりなそうとするも、
差し出がましいことを、と引き下がる歌仙が切ない。
歌仙は忠興の心を受け継ぐ刀だから、彼の代弁ができる唯一の存在だけど、忠興の想いをわかっていながら伝えられないもどかしさに、
『差し出がましい』と引いたのかな。
そして、玉様を見ただけで庭師を殺す忠興の凶行から目を背けるのがな・・・。
歌仙は忠興の性質を継いで、短気だし好戦的だけど、三日月達三条のように、常に雅でありたいと思っているんですよ。
だから、元の主の凶行を見ることは、自分の中にある狂気を見せられているようで、直視できないのではないかと思う。
しかも弱みを見せるのが嫌いだから、気を使われると必要以上にツンするのが、にっかりには見透かされてる感じが可愛い。
でも、無双でもそうだったけど、歌仙は隊長としてはかなり優秀かも。
部隊がよくまとまってる。>篭手切とにっかり以外、自由行動だけどな!w
大侵寇の時も、唯一
『打って出る』と言っただけあって、歌仙の『先手必勝』大好き。
ましろくんはたくままとお風呂入れたかな。>それ中の人。
大千穐楽の日替わりは、マチネと同じムーンウォークする篭手切とできない歌仙でしたwww
一々可愛いな(笑)
福岡の日替わり、何だったか・・・。
ムーンウォークもあったけど、ほかにも色々あった。
思い出せない・・・。

その頃、長義は古今を呼び出してました。
『俺が聚楽第の監査官だったことはバレていない!(ドヤァ)』ってwww
スイッチングで、長義のどや顔と古今の怪訝顔アップにしてくれたカメラさんに誉を上げたい!!
二振りの内緒話に、
『話は聞かせてもらったぜ!』と現れる獅子王と、鵺撫で撫での亀甲。
たぶんこれ、最初から聞いてたんだろうけど、めっちゃ焦ってる長義の様子に、
バレたくないみたいだから聞かなかったことにしてやろう的気遣いだと思う(笑)
頭のいいメンツで、この特命調査の異常性を突き詰めていきますよ。
彼らの言う物語とは、作り話ってことかな。
色んな物がまじりあった異常な世界の鵺たち、と言うことか。
獅子王の、
『物語へ出陣!なんてことがあるかもしれない』って、ホントになるとは思わんやん・・・!
特報、マジ驚いたわ・・・!

『言葉攻めだね!』
ってボケる亀甲と、獅子王の冷静なツッコミと、高笑いする長義(笑)
悪役令嬢笑いって言われてる(笑)
ひとまず目標が定まって、長義がやる気満々です。
いや、
殺る気満々です。

一方、
神姿のガラシャ様・・・!!!
かっこよ!
かっこよ!!
かっこよ!!!

地蔵と共に向かった熊本城では、キリシタン大名たちまでもが神姿に変容しています。
それぞれの得物が西洋風になっているのに、クロカンだけが日本刀なんだよな。
『ひと合戦仕る』の後、ろくなことになりゃしねぇ。
時間遡行軍も合流して、この世界を終わらせようとするガラシャと男士達を阻みます。
既に守られるだけではないガラシャ様も、見事に薙刀を操りますよ!
今回も、薙刀を投げているのは忠興様かな。
福岡公演ではちょっと高く投げすぎて、ジャンピングキャッチしてましたよ。
思わず、
『すごっ!!』って言っちゃった。
迫るキリシタン大名と時間遡行軍に、にっかりと亀甲の僕コンビが足止めします。
この二振りの妖しい雰囲気よき!

闇り通路へ侵入した男士達はそれぞれに提灯を持ちますよ。
大変美しいシーンなんですが、こんなに提灯使っていくらかかったんだろうと考える原作審神者。
しかも、カッコいいダンスなのに、
見事に迷子になるのが細川刀ってカンジ。
『はぐれてしまったみたいだ』(イケボ)
じゃねーわ(笑)
よく迷子になる古今のピンチに、
現れた援軍のガラシャ様がカッコよすぎ!!
地蔵は古今に負い目があるけど、古今はそんな地蔵をずっと心配して、本丸に顕現してからもずっと気遣ってるの、ホント好き。
逆にピンチになった地蔵とガラシャ様に、今度は古今と歌仙が駆け付けますよ。
それを阻む有馬晴信の得物、安全カミソリの替え刃に見えるんだよな・・・。
そこへ現れた獅子王と篭手切が、後を引き受けます。
有馬晴信は、その死にざまに諸説あり、困惑する様が辛い・・・。
しかし、それを斬ってやる獅子王の優しさよ。
篭手切はこんな場合でもマイペースにダンスの話です。
獅子王じゃなければ、
『ここでダンスの話とかしてる場合か!』って言いそう(笑)
『じっちゃんもよく舞を舞っていたからな!』という獅子王の所作、刀をまっすぐに構える様が、扇を差し向けているかのようで、優雅です。
しかも、斬った敵を憐れみつつ、年下達をさくっとまとめる獅子王の貫禄。
さすが平安刀です。

その頃、仲間に後を託して先へ進む歌仙と古今の前に立ちはだかる大村純忠!
激しい攻防に圧される二振りの元へ駆けつける、
誰だ誰だ誰だ!
山姥切長義だー!!!!
(特殊刀装の幻聴を聞く)
大村純忠を討ち果たし、向かう熊本城内では、仲間のキリシタン大名をほとんど失ったと知って、総大将の宗麟が天正遣欧使節たちと打って出ます。
決戦だ!

城内へ侵入した歌仙たち。
古今の、
『よろづ代を まつにぞ君を祝いつる ちとせのかげに すまむとおもへば』
は、偉い人の誕生日に、その娘さん共々長生きしてね、と言うお歌。
なぜここで。
って言うか、これ、読み間違えたでしょ。
『ちとせのかげに』を、『千年(せんねん)のかげに』って言ってんだろ、ちゃんと聞いてたぞ(笑)
キリシタン大名たちを討ち果たした男士達も合流し、原作でも見せ場のあのセリフ!
『あなたに聞かせよう、歌仙兼定の歌を!』

同じく、最奥を目指すガラシャ様たち。
歌仙の気配を感じ、
『鬼』と呼ぶ表情が嬉しそう。
実はこうやってガラシャ様が間を持たせてくれている裏で、男士達猛スピードで着替えていたそうです。
これより先、
連続真剣必殺!
亀甲!
縄が見えてる!!
優雅な中に凶暴性があって素敵!

篭手切の動きはダンサブル。
リズミカルでかっこいい!

獅子王は、いきなり鵺が動き出した!!
初見の時、めっさ声出た!!
怪我した獅子王を慰めたり、飛び蹴りしたり、敵の足にすがって動きを止めたり、大活躍!

にっかりは柳のようにしなやかな動き!
そこだよね、とノールックで隠れた敵を刺すのがかっこいいよ!!

続いて、
刀振り回して登場の長義のカッコよさときたら!!
お前(審神者)達の死が来たぞ!!
手招いて煽るのもいいよね!!

歌仙はオペラと共に奈落から登場!!

歌舞伎の決まり(?)として、ここは人外が現れる場所だそうな。
鬼神となった歌仙、この世のものではない迫力です!!
たくましい上腕二頭筋に目が釘付けになるし、床を踏み抜きそうに力強い踏み込み、二つ胴は余裕の打ち込み!!
血振りまで力強くて素晴らしい!!
歌仙の殺陣師さん、解釈一致で誉を連発したい!!

そして歌仙も、ガラシャ様の気配を察知。
最奥へ向かい、ガラシャ様と地蔵へ追いつきます。
『あなたが私の鬼なのね!』と言い放つ彼女に驚きつつも、ここで腹が決まった模様。
死に場所を求める右近にも、
『もう探す必要はない』と言ってのける歌仙、全く持って素晴らしい。

最奥へ向かう歌仙達とは別に、聖堂へ至った獅子王、にっかり、篭手切、亀甲。
対峙する宗麟は、自身の想いを語ったのち、男士達に斬られることを望みますが、信仰を棄てることに反発したマンショに斬られます。
黒田孝高もどき、と言うことは、天正遣欧使節たちは、彼が本物ではないと知っていたんだろうか?
一方、長義は一振りでクロカンを追い詰めます。
出てきたの、奈落からだったな。
付喪神ゆえに、人ではないということか。
『何者だ』と問う長義に、彼が言ったのは『俺達は刀だ、刃持て語り合おう』と、本丸に受け継がれる大事な言葉。
それを、まがい物に言われた長義が激怒です。
彼にとっても大事なセリフだものね。
この本丸の一員なら、激怒して当然。
この本丸の一員に、なったんだね、長義。

高山右近を倒した歌仙と古今は、昭君の間へ向かいます。
獅子王達は天正遣欧使節を倒し、宗麟の嘆きに真っ向から向き合います。
神はいないと嘆く宗麟に、それぞれが自身の関わりのある言い方で慰めますよ。
宗麟の
『加護を』の言葉、今まさに侵攻している国の連中に聞かせてやりたい。

同じ頃、本歌・山姥切とまがい物の山姥切の戦いです。
まんばの依り代の方、回を追うごとにうまくなってるな。
『山姥切国広を騙ることは、俺が許さん!』
って、最高のツンデレだよ、長義。
お前が帰るまで、あの本丸は俺が守ってやるという本歌の矜持、傲慢だけじゃなくてとてもいい。
慈伝の頃と比べて、強くなった・・・!

そして、今までどこにいた
クロカン(真)
朧達と共に出現です。
秀吉と家康が出たから、信長の何らかの形で来るだろうと思っていたけど、
盟主だったか。
弥助にこの姿、見せてやりたかった・・・。

いや待て。
阿吽は信長が盟主だとわかってるんだから、
弥助のことをどうにかしてやれなかったのか?!
それに、
歴史修正主義者=信長ってこと、あるかな?
えっと・・・。
大侵寇でボコボコにしてすみません?w

昭君の間へ向かうガラシャと地蔵、追い詰める歌仙と古今。
地蔵菩薩の導きとは、地獄で苦しむものを救うこと。
地蔵は、
『どこにもたどりつけぬ改変の因果』から、ガラシャを救いたかったのでしょう。
しかし、地蔵は
『今まで』ガラシャを救うことはできなかった。
その、
『救えなかった』因果を、ガラシャは自ら断ち切って、地蔵を救ったのでしょう。
昭君の間で、対峙する歌仙とガラシャ。
賛美歌の中で戦う二人がもう・・・。
綺伝、曲まで美しい。
中傷の歌仙は忠興と同じ、鼻に傷があるから、ガラシャ様としては本当に夫の代理と見えてるんだろうな。
歌仙と戦って、斬られることでガラシャの恨みや怨念が昇華したのだろう。
代償行為ではあるけれど。
泣きながらガラシャを斬って、彼女の望みを果たした歌仙の方が悲しく、憐れで、辛そうです。
白装束の忠興の元へ逝くシーンは、エリザベートのラストシーンのよう。

連れて行って 闇のかなた遠く
自由な魂 安らげる世界へ
沈む世界に 別れを告げたなら
終わる時のない 永久へ旅立とう


忠興に、
『自慢の刀じゃ!!』と言われて泣き崩れる歌仙。
ここで歌仙の表情映してくれるカメラ、天才かよ!!
誉!!
誉を上げて!!

降り注ぐ花びらの中、忠興と共に行ってしまった玉様。
血染めの着物は風流ではない、と言った歌仙が、彼女の血を袖で拭う様がとても切なく、素晴らしいシーンです。
ガラシャを失って嘆く地蔵へ、
『散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ』
と、玉様の辞世の句を添えて、
『うまく表せない心を歌にする』と言う歌仙の歌に対する解釈、良き。
科白劇の激しさと違って、歌仙の
『立て!』が優しい。
ただ、発破はかけるけど、手を差し伸べないのが歌仙だけどね。
風に舞う花びらを見送る表情までもが切ない。

任務を終え、無事に本丸へ戻った第三部隊ですが、迷子の古今を迎えに再び慶長熊本へ。
ただ、隊長の歌仙がいない。
彼は旅立ったそうだ。
放棄された世界で、忠興らしくない死を見てしまったから、極の旅に出て、本来の死を見届けに行ったんだろうね。
こんな繋げ方まで秀逸だぞ、末満さん・・・!

隊長はいないけど、ハイタッチで交代する殺陣、めっちゃ可愛いし、
第三部隊、いい雰囲気!
ご主人様大好き亀甲に、納刀可愛い獅子王、しなやかなにっかりとダンスするような篭手切!
長義まで馴れ合ったよー!
抜刀で、審神者の死が来たよ(笑)
そしてまさかの!!
極歌仙ー!!
雅ー!!

この桔梗は、慶長熊本で摘んできたのかもしれない。
初見時は、
『修行に行ったから、次の舞台まで歌仙に会えないのか』と思っていたらすぐ帰って来て、『主さん、鳩使ったんだな』って思った(笑)
歌仙がいないと厨当番が足りないしね!
そして、
科白劇で別本丸の記録を見ていた時は、既にこの戦いを終えていたので、極めていたんだとここで知るという。

EDがまた、すばらしい!
朱に咲いた花よ そのこころを ぼくは歌おう・・・
ガラシャ様に傘を差しかける歌仙と、その後の後悔含む切ない表情ときたら!

全審神者!!
見てくれました、ガラシャ様を追う歌仙の表情!!
これで涙腺崩壊待ったなしですよ!!

OPとの表情の違いがまた、胸に迫るのです。
そこをちゃんと映してくれるカメラワークが天才すぎるんだ!!
次回作もこの方でお願いします!!>と、アンケートに書いた。
誉!!
美しく、優雅で散る花の似合う、耽美な作品だった。
刀ステ最高作!!

EDの後は役者挨拶です。
前回がコロナ禍で科白劇に変更になった上、地方公演全部中止になったのが、今回、地方公演含めて大千秋楽を迎えられて、万感の思いです。
演劇の力、集大成。
なのに・・・
出て来る時に歌仙、紙を落としおった(笑)
慌てて拾って中央に行きましたけど、もう、周りがくすくす(笑)
なんでこのタイミング(笑)

ともあれ、まずはアンサンブルの皆さんのご挨拶に続いて、キリシタン大名達とガラシャ様です。
大村純忠役の方、お怪我で舞台上には代役の方が立ち、声の出演だけだったんですが、全く気付かないくらい息ぴったりでした!

原マルティノかみかみ(笑)
中浦ジュリアンも噛んだ(笑)
千々和ミゲル、46公演完走おめでとう!
伊東マンショ、名前だけでも覚えて帰ってください、って君、
国広の元の主の息子(笑)

有馬晴信は、愛に全力をかけ、愛をありがとうとご挨拶です。
愛すべき叔父ごは声のみでしたけど、お元気そうで何よりでした。
小西行長、いきなり居酒屋のおっちゃんに(笑)元気に完走できてよかったです(笑)今度飲みに行こう!
高山右近、応援してくれた皆さんへ感謝とのお言葉でした。君の強火は忘れない。この世界の右近、絶対石田三成斬ってる。
クロカン、黒田孝高など演じた、って(笑)
今、ラスボスに一番近い場所にいますよね(笑)
二年越しの舞台に参加させてもらって感無量とのことです。これからもよろしくお願いしますよクロカンから殺せ。
細川忠興、庭師を斬りに斬りまくったって(笑)
科白劇の時に取りたいと言っていたフェイスガードが取れてよかったね!
大友宗麟、一公演一公演、皆さんの努力あっての賜物。身体鍛えて、次回はアンサンブルと絡みたいそうです。
がんばればできると思うよ!
ガラシャ様、今回も会場の全員と目を合わせてらっしゃる!
ガラシャ様あっての綺伝でした。
最高作をありがとう!

続いて男士挨拶。
地蔵のゆづくん、
この二年で出会った人、出来事は必然でした、と。
確かに、ステアラを経ずにこの演出はなかったと思う。
古今の凌生、目標は最後まで元気で!だったそうで、
『見てください皆さん、めっちゃ元気です!』って、可愛いな!
篭手切の拓人、
『泣くのは真白の専売特許なのに』と言いながらめっちゃ泣く(笑)
真白ごめん、って、当の真白は
『えー?』って顔で覗き込んでる(笑)
末満さんに
この物語に光をくれ、と言われて、光りをお届けしようと頑張りました、とのことです。
裏で勇歩のチョコパイ奪ったことは皆の記憶に残るでしょう(笑)
獅子王の龍次郎、
光の篭手切と手を組んで来た獅子王、って、『もう光ってる』と突っ込まれる(笑)
裏方のスタッフにも感謝だし、完走できたのは奇跡、って、本当にそう思う。
皆さんに感謝を伝えたい彼と一緒に、私もがんばってくれたキャスト&スタッフにお礼を言いたい!
亀甲の勇歩、ありがとうございました!って手を掲げて拍手をもらい、
『愛のある綺伝には価値がある!』ってうまいこと言うからもう、次がやりにくい(笑)
にっかり真白くん、公演前に香川までにっかり青江を見に行ったそうで、見る角度に寄って表情の変わる刀身に魅了されたそうです。
そのことを引きながら、
皆さん、次に会うまで笑顔でお過ごしください!って、あの妖しくカッコよかったにっかりが、かわいい真白くんになるの、ホント可愛いな!
次の梅ちゃんも笑っちゃってる(笑)
長義の梅ちゃん、
しんどかった〜!って(笑)
『ホントに一体どこで何をやってるんだと!彼奴は!』って怒る彼に、歌仙が『僕じゃないよね?』って(笑)
『長い旅が終わって、僕らも明日東京に帰るわけなんですけど、みなさんご存じの通り、江戸が待っております。江戸城が。
まぁ早くね、ご観劇終わった方、そちらの方に再び潜入していただいて、よろしくお願いします』

って(笑)
東京では
『今!あなたの本丸が大変なことになっています!』だったし、福岡では散々熊本と間違えた後、『大阪城に潜ってください』だったよ(笑)
梅津本丸、忙しそうだな(笑)
わだっくまは、
『いつも俺の前に一つ謎を置いて、もやもやした気持ち』って(笑)
原作ゲームの話でした(笑)

歌仙のわだっくま、二年前の科白劇の千秋楽で、
『歌を詠むのは時を選びたい』と、我ながらいい文言を残して去ったにもかかわらず、さっきぴらっとそこに落ちちゃって!
この二年間の想いをここに必死に貯めてあったのに、あっさり!ぴらっと!
そんなのも、歌仙ちゃんの可愛らしいところ
って、自分で言うんだ(笑)

二年もの
永き暗がり通路その果てに
灯火照らすは桔梗と愛
人の願いと本能に
揺れる炎は
己の心なりけり


綺伝の千穐楽で詠んだ歌です!
詠めて良かった(わだっくまTwitter)
歌の解説は蛇足だぞ(笑)

挨拶が終わって、
袖にはける前の古今、小首傾げたの、めちゃくちゃ可愛かった!!!
お辞儀の仕方がそれぞれに素敵!
そして、トリプルカーテンコール&スタンディングオベーションの中、
最後にはける際の、涙目の歌仙をアップにするカメラさん!
あなたが今日の誉!!!!


大千穐楽は配信で見ていたので、観劇終了後、いきなり
特報が来ましたよ!
禺伝は、源氏物語の世界へ出陣。
歌仙!わだっくま再び!
と思ったら、別の本丸の話で、しかもガラシャ様が歌仙に転生して、大倶利伽羅と一緒に出陣だった・・・。
な・・・なにを言ってるかわからねーだろうが、俺も何のことかわからなかった。
わかったことは、
今年の年末、ヅカファンの方達と血で血を洗うチケット争奪戦をするだろう、ってことだ・・・!
来年二月は大阪!
この先の状況がどうなるかわかんないけど、大阪なら当日中止になっても京都に遊びに行けるから大丈夫!
って思うことにする!
メンタル補強済み!

続いて
特報弐!
たたみかけて来た、
まんばボッチ旅!!
これは福岡でもあるので、地元狙い!!
おそらく、
11月の大千穐楽はここだ!
狙うぜ!


更に
特報参!
虚伝がアニメ化!!

うまくいったら全作品アニメ化されるのかな?
末満さんのことだから、全く同じじゃなくて、円環で繰り返された
『虚伝』の一つ、とかにされそう。
つまり、
要履修。

そして
特報肆!!
審神者は束の間に眠る
、って、寝かせる気ねぇだろ!!
夏にはステ7周年記念式典開催!

うん、行くのは無理だろうけど配信見る!

特報畳みかけて審神者瀕死にさせておいて、
メロン狩りに移行するステ本丸、マジで何考えてんだ。
記憶がメロンにすり替えられる・・・。
熊本の田原坂のようです。
あんなに息の合っていた第三部隊なのに、
『出陣!』の号令に、反応イマイチ(笑)
これ、4月なんですけど、温室の中は凄く暑いようです。
40度だって。

わだっくまと凌生はさくっと狩って、真白君は斬ったり斬られたりしたらしい(笑)
元気な龍次郎は最速で狩って、梅ちゃん、夏の部室みたいって言いながら逃げ出て来ました(笑)
真白は斬ったり斬られたりしよう!と言いながら、葉っぱかわいいから斬れなかったって、可愛いw
拓人は運命を感じた子を狩ってきた。
メロンに感じる運命とは(笑)
残るはゆづくんと勇歩、メロン斬った途端に温室から避難した勇歩と、嬉しそうなゆづくんかわいい。

さて、カットして実食!
カットの仕方に性格出るよね(笑)
わだっくまは育ちがちゃんとしている(自称)から、均等にキレイにカットする(笑)
梅ちゃんの感想、ほぼ水分ってwww
そりゃ水分だろ(笑)
いい意味でって、食レポ下手くそかww
勇歩はめちゃくちゃうまい、て嬉しそう。

第二隊は、龍次郎のハイテンションから開始!
うまーい!って、ほんとテンション高い(笑)
凌生は几帳面なのに感想雑(笑)
拓人は冗談じゃないくらいおいしい、ジュースかってくらい汁出るやん!って、ウケてないw
どうでした、って聞かれて、虫の気持ちになりましたって言う、梅ちゃんは相変わらず不思議ちゃん(笑)
食べ方は、半分に割って種を取っただけのワイルドゆづくんが優勝!
やってみたいね!
円盤では、熊本城観光も収録されているそうなので、それも楽しみ!
熊本、また行きたいな!



 







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