新年も明けて数日後のことである。
年末年始の休暇など、ここ何年も取った事のないゼクセン騎士団長、クリス・ライトフェローは、普段と変わらぬ鎧姿で、2階にある自室からエレベータに向かった。
若い彼女のこと、わざわざエレベータを使うほど疲れているわけではないのだが、以前、重装備のその姿で階段を使ったところ、脆い段板を踏み抜いてしまい、以来、恐ろしくて階段が使えないのだ。
―――― この戦いに勝って、ブラス城に戻ったら、ここに資金援助をしよう。
そう思いながら、クリスはエレベータのボタンを押した。
ぼろぼろではあるが、なかなか趣のあるこの古城を気に入っていたクリスは、この地に拠る必要がなくなっても、しばしば寄らせてもらうつもりだったのだ。
間もなく、チン、と軽い音がして、ガラガラと扉が開く。
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
クリス様、何階をご利用になりますか?」
エレベータに乗り込んだクリスを、エレベーターガールであるシズの、しとやかな声が迎えた。
「地下1階を・・・」
言いかけて、クリスは自身の傍らに立つ、シズの姿をまじまじと見つめた。
彼女は、いつものエプロン姿ではなく、淡い浅葱色の地に、色とりどりの花模様が散った華やかな振袖を纏っていたのだ。
金糸銀糸を織り込んだ帯は背中で大きく結われ、大輪の花が咲き誇ったように見える。
「・・・シズ殿、今日は一体・・・?」
白い頬をうっとりと染めたクリスが問うと、シズはにっこりと微笑んだ。
「お仕事はじめでございますから」
「仕事はじめ、と言うと?」
「はい。私の生まれた国の風習でございます。
新年になって、初めてのお仕事の時は、晴れ着を着るならわしなのです」
「晴れ着なのか・・・」
更にまじまじと見つめるクリスに、シズがくすぐったそうに笑う。
「よろしかったら、わたくしの振袖をお貸しいたしましょうか?」
「えっ?!本当に?!」
「えぇ。クリス様でしたら、きっとお似合いになりますでしょう」
はんなりと笑って頷いたシズに、クリスは大喜びで頷き、後刻、シズの私室に行く約束をしたのだった。
さて、それから数刻後。
クリスは、目の前に広げられた色とりどりの布や紐の前で考え込んでいた。
鎧であれば、瞬く間に着込んでみせる自信はあったのだが、この、ひたすら平坦な布と紐をどう組み合せるものか、全く想像がつかない。
勿論、シズは振袖を貸し出すだけでなく、着付まで一緒にやるつもりだったのだが、彼女の艶やかな晴れ着姿を一目見たいと熱望する男性陣の、引きもきらぬ来訪でエレベータは満員御礼となり、シズはそこから一歩もでることが出来なくなったのだ。
そんな彼女を気遣い、『自分でなんとかする』と言ってきたのはいいものの、服とは思えぬほど平坦な、一体どうやって着るのか見当もつかない布の束の前で、クリスは唸るしかない。
「・・・・・・助けてくれ」
ぽつりと呟いた途端。
「はい!!なんでしょう、クリス様!?」
盗み聞きでもしていたのではないかと思うほど素早い反応で、クリスの従者、ルイスがドアを開けた。
「あぁ、ルイス。
お前、キモノの着付け方なんて知らないよな?」
と、やや投げやりに問うと、
「キモノってシズさんやサナエちゃんが着ているものですよね?シズさんは今、お忙しそうですけど、サナエちゃんならわかるのではないでしょうか?」
そう、確かな答えを得て、クリスは大きく頷いた。
「サナエ?あぁ、そうだ!彼女もキモノを着ていたな!すまないがルイス、サナエを呼んで来てはくれないだろうか?」
「了解しました!!」
言い終わる前に駆け出して行ったルイスの背を見送って、私は少し明るくなった展望に胸をなでおろした。
―――― が。
「私には無理です」
来た途端、生真面目な顔を生真面目に引き締めて、サナエ・Yは断言した。
「・・・なぜ?」
一瞬、呆けながらもクリスが問うと、サナエは
「身長が違いすぎます」
ときっぱり言って、小難しげに眉をひそめた。
「身長・・・あ・・あぁ、そうね・・・・・・」
クリスは、女にしてはかなり背が高い。
小柄な少女である彼女が着付するには、ちょっと難しい差だった。
シズは、まだ当分エレベータから解放されないだろうし、他に着付けの出来そうな人間は思い当たらない。
「・・・・・・あぁーあ。着てみたかったのに・・・・・・」
クリスが、がっくりと肩を落としていると、さすがに気の毒だと思ったのか、サナエがやや考えて、
「出来ないことはないですけど・・・」
と、語尾を濁した。
「本当か?!」
「え・・・えぇ・・・」
目を輝かせるクリスに、サナエはまた曖昧に頷こうとしたが、そんな自分に腹を立てたように眉を上げると、きっぱりと頷いた。
「どうしても着たいとおっしゃる以上、私の指示に従っていただいてもよろしいですね?」
「もちろん!」
頷いて、クリスは尻尾を振る仔犬のように、きらきらと目を輝かせた。
「では、これからしばらく、殿方は退室してください」
じろり、と睨まれたルイスが慌てて部屋を出て行く。
「ではクリスさん、服を脱いでください」
サナエの言葉に、クリスは素直に従った。
鎧を器用に外してゆき、その下の、厚い布地で出来た服を脱ぐと、てきぱきと着付けの前準備をしていたサナエが素早く裾よけと肌襦袢を着付けてくれた。
「・・・クリスさん、キモノは平坦な身体に着せないとみっともありませんので、失礼しますね」
「え?」
問い返す間もなく、薄く切ったさらしをかぶせられたクリスは、胸を締め付けられて悲鳴を上げた。
「く・・・苦しい・・・!!サナエ!手加減してくれ!!」
「ちょっとの間、我慢してください」
「ひぃぃぃ〜〜〜〜・・・・・・」
息も絶えんばかりの悲鳴を上げつつも、しかし、サナエの体型補正は終わり、なんとか長襦袢まで身につけることができた。
「大丈夫ですか?気持ち悪かったりしません?」
「うん。大丈夫だ」
着慣れぬ者が無理をすると、倒れることがある。
それを心配しての、サナエの問いだったが、しかし、最初は悶絶していたクリスも、補正用の綿をたくさん入れてもらった後は、ぴったりと身に合ったそれが心地よかった。
「袖がすごく長いんだな。ひらひらしていて、可愛い」
桜の織模様が浮き出る紅絹(もみ)の長襦袢の襟元には、かわいらしい刺繍のついた白い半襟。
白地に赤い独鈷花皿模様の伊達締めも、ほっそりとした腰に合って素敵だった。
「それでは、袂を持って袖を通してください」
「たもと??って、なに??」
「袖です。長いから、そのまま手を通したら袖が入りきらないでしょう?」
「そうか、なるほど」
言われた通り、クリスは袂を持つと、背後で袖に入れやすいようにキモノを持ってくれていたサナエの指示どおり、袖を入れて行く。
「じゃ、ちょっと屈んでください」
言われるままに屈むと、冷やりとした硬いものが、首筋に当たった。
「背中心が動かないように、クリップで留めていますから、外さないで下さいね」
そう言い置くと、サナエは一時退室する。
彼女が帰ってくるまでの間、クリスは滑らかで、少し冷たい絹の感触を楽しんでいた。
鏡に写った姿は、まだ前を合わせていない。
灰青の落ち着いた衣の間から覗く、紅絹の色が艶かしく見えて、クリスはなんとなく気恥ずかしくなり、シズがやっていたように左前に前を合わせてみた。
そうやって鏡を見直すと、身に纏ったキモノはとても品がよく、あでやかだった。
「きれい・・・・・・不思議な模様・・・」
織は朱子織、地紋は流水紋。染めは友禅。灰青の地に春の花々、夏の草、秋の紅葉が咲き競う。
手塗りの花々には金糸の縁取り、両胸と背中心には花鞠の刺繍紋。
長い袂の後ろから細く覗く紅絹と同じ色の伊達衿。この織りも、やはり朱子織の紗綾形(さやがた)地紋だった。
「きれい」
再度、呟いて、鏡に写った自分に微笑んだ時、
「失礼します」
礼儀正しい声がして、サナエがルイスと共に、なぜかナッシュを連れていた・・・。
「・・・ちょっと待ってくれ、サナエ」
「はい、なんでしょう」
「ルイスはいい・・・。だが、その男はなんだ?」
「着付師です」
当前のように言うサナエに、クリスは絶叫せずにいられない。
「なんでっ!!女性の着替え中に入って来るんだ!!いや、それより着付師だとぉっ?!見え透いた嘘を言うな!!」
「俺が知るか!!
なんでか知らんが城中から人が消えていたから、のんびり風呂に入って船尾で涼んでいたら、いきなり引っ張ってこられたんだ!!」
「ナッシュさん、以前、トラン共和国に行かれた際の事をお話してくださいましたね?」
なんの脈絡もなく話に入って来たサナエに、ナッシュはただ頷く。
「かの地で知ったとおっしゃった和服の知識は、大変なものだと推察いたします」
「嘘だ!はったりだ、そんなの!!」
サナエの言葉を思いっきり否定すると、クリスはその大きな瞳にキッと睨まれた。
「嘘だとお思いですか、クリス様?それでは、この方の知識が確かなものだと証明されれば、これ以上私に逆らいませんね?」
最初に、彼女の指示に従うと言った以上、クリスに逆らう権利はない。
サナエの勢いに圧されたように頷くと、彼女はクリスへつかつかと歩み寄ってくる。
「ナッシュさん」
「・・・はい」
サナエの勢いに、彼までも呑まれて、逃げ出すことも出来ずに返事をした。
「私の質問に答えてください。
この着物の織りは?」
「しゅ・・・朱子織」
「地紋は?」
「流水紋」
「染めは?」
「友禅」
「伊達衿の地紋は!」
「紗綾形!」
「紋は?!」
「加賀の刺繍紋。略して加賀紋!!」
「帯あげ!」
「総絞りの京鹿の子(きょうかのこ)!!」
「かんっぺきです!」
「やったぁ!」
「をい」
サナエが拳を握り、ナッシュが思わずガッツポーズを出す様を、クリスが胡散臭げに見遣る。
「ふざけろ、ナンパ師。どこでそんな情報を収集してきたか。胡散臭いにも程があるぞ」
「なんであんたはそんなに冷たいかねぇ・・・」
せっかく全問正解したのに、と哀しげに呟くナッシュを、クリスは忌々しげに睨む。
「着付と称して、身体に触るのが目的なんじゃないか?!」
「し・・・信用ないなぁ・・・。そんなに着ぶくれてちゃ、触るの触らないのって騒ぐまでもないだろうに」
「そうですよ。第一、本職の着付師は男性の方が多いんですから」
サナエの、なんの先入観もない言葉にクリスが揺れる。
「しかし、よりによってこいつなんて・・・」
「本当は、誰か女性を呼んで来て、私の指示通りに動いてもらおうと思ったんですけど・・・」
サナエとルイスの言う事によると、シズの華やかな衣装に魅せられたのは男性達よりもむしろ女性達の方だったようで、城中にいる人間は老若男女を問わず、エレベータ付近に押し寄せているのだと言う。
「なんでお前も行かなかったんだ」
「今日は昼まで寝てたから、事情を知らなかったんだ」
子供の喧嘩のような口調で言い争う二人の間に、再びサナエが入ってくる。
「クリス様、どうかご理解ください。ナッシュ様にご協力いただかないと、ずっとこの状態ですよ?」
眉をひそめたサナエが見やった先では、クリスが振袖をしっかりと掻き合わせていたが、元々荘重に作られているそれは、ずるずると肩を滑って襟が開いてしまう。
「・・・・・・――― わかった」
苦悶の表情で小さく呟くと、クリスはきびすを返して、脱ぎ散らした服の中から剣を取り出し、さやに収まったままのそれをルイスに手渡した。
「ルイス、この馬鹿が不埒なことをしようとしたならば、迷わずそれで斬り捨てろ」
「はい、お任せください、クリス様!!」
決然とした表情で剣を受け取ったルイスに、もはやナッシュはかける言葉もない。
なのに、
「では、ナッシュ様。私の指示通りにお願いします」
と、サナエに迫られ、ナッシュは仕方なくクリスの背後に立った。
「・・・衿、抜くぞ」
「は?」
問い返す間もなく、襟首を引かれて喉が詰まる。
「うぐっ!!」
「クリス様!!」
早くも剣を抜きかけたルイスをサナエが制し、
「ナッシュ様、まずは喉元を緩めて差し上げないと」
と言い添えたが、ナッシュは緩慢に首を振った。
「衿を割ったりしたら、一刀両断だぜ・・・」
「あたりまえだ!!」
一瞬の呼吸困難の為、目にうっすらと涙を浮かべながらクリスが抗議の声を放つ。
「着るのは初めてなんだから、もっとちゃんと説明しろ!!」
「へいへい」
ワガママ姫に生返事を返しつつ、ナッシュはクリスの前に回る。
「そんじゃ、腰紐の位置を決めますんで、そのしっかり掻き合わされた手を取っていただけますかね」
憮然と言いつつ、ナッシュは不承不承と言った様子で開いた手に、長い袂を折りたたんで持たせた。
「着付けるのに邪魔だから持っててくれ」
そう言って、後はサナエの指示に従いつつ、下前、上前、前幅を揃え、腰紐をまわした。
「締めるぞ」
言って、少し力を加えた瞬間、
「いたたたたた!!!苦しい!苦しいったら!!」
耳元で絶叫されて、ナッシュは紐を取り落としそうになった。
「落ち着いてください、クリス様。大丈夫ですから、ちょっと深呼吸して見てください」
サナエに言われ、クリスは何度か大きく息をついた。
「はい、じゃぁ、思いっきり息をはいて」
クリスが素直に従い、息をはき終わった頃を見て、ナッシュがきゅっと腰紐を締める。
「・・・あれ??苦しくない・・・?」
さっきはちょっと締められただけで悲鳴を上げていたのに、と、クリスが不思議そうに呟くと、
「慣れたんだろ」
一言、そっけなく呟いて、ナッシュは衿を正し、上紐をかけ、おはしょりの始末をして伊達締めで押さえた。
手際のよい彼に、サナエが感嘆の声を上げる。
「すばらしいです、ナッシュ様!本格的にやってらしたのですか?」
「いや?やったのは初めてだな」
見たことはあるけど、と、言外に含まれた言葉に、クリスの柳眉が逆立つ。
「お前、そんなに女の着替えを覗いていたのか?」
「・・・着付けてもらっておきながら、人を覗き魔みたいに言うんじゃねぇ」
憮然と言いつつ、サナエから帯を受け取ったナッシュは、手にしたものの質に目を見開いた。
「綴(つづれ)の丸帯?金糸の青海波(せいがいは)とはまた、いい物を貸してくれたんだな!シズさん、気前がいいぜ!!」
しかし、クリスには彼が、何を言っているのかわからない。
「・・・なんだって?」
問い返すと、ナッシュはクリスの腰に帯を巻きつけつつ、『超高級品って事』と呟いた。
「サナエちゃん、仮紐まではやっておくから、帯結びはよろしく」
なにやら平たい板のようなものを帯の間に挟みつつ、ナッシュが言うと、
「了解いたしました。クリス様、仮紐が終わりましたら、ここに座ってください」
サナエが背もたれのない丸椅子を示し、クリスを導いた。
後の作業は、座っていてもできると言うことだろう。
クリスは導かれるままに、背もたれのない椅子に腰を下ろし、背後でサナエが動く様を見れないまま、じっとしていた。
やがて、
「できました!」
という、嬉しげな声に、クリスは立ち上がった。
「へえ。かわいいな」
ナッシュの感想を背に受けながら、クリスはできるだけ急いで鏡の前に立った。
落ち着いた灰青の流水の上に散る花、草、紅葉。袂の後ろと襟元からほんの少し覗いた紅が上品に彩りを添え、後ろを見れば、金色に映えるたくさんの襞が、舞い散る花びらのように絡み合っている。
「う・・・わぁぁぁ―――――!!」
歓声を上げ、クリスは鏡の前で何度も何度もくるくると身を返した。
「おきれいです、クリス様・・・」
ルイスもうっとりと、普段とは違う彼女の姿に見惚れていた。
「ありがとう、サナエ!ナッシュも、ありがとう!!」
大喜びで協力者達に礼を言い、そのまま部屋の外へ駆け出していこうとするクリスを、ナッシュが慌てて止める。
「クリス!!草履!!草履を忘れるな!!」
その言葉に、慌てて戻ってきたクリスは、紅い、光沢のある草履を嬉しげに履いた。
「みんなに見せてくる!」
「走るなよ。普段とは違うんだから」
先程までの険悪状態はどこへやら、苦笑しつつ声をかけたナッシュに、クリスはにっこりと笑って頷く。
「うん、わかった!裾が乱れないようにするんだな?」
「そうです。それに、袖が長いですから、椅子に座ったり階段を上り下りする際は、両袖を合わせて、左手に預けてくださいね!」
サナエの言葉にも大きく頷き、クリスはルイスを伴なって、喜び勇んで部屋を出て行ってしまった。
「・・・姫のご機嫌はすこぶるよろしいようで」
呟いたナッシュの顔を、サナエが見上げる。
「・・・ナッシュ様、クリス様を見ておりますと、私もなんだか振袖が着たくなりました」
おずおずと申し出るサナエの頭を、ナッシュは軽く撫でてやった。
「了解。サナエ姫にも、お振袖を着せましょうね」
ナッシュの言葉にサナエは破顔し、とっておきの晴れ着を取りに、自室に戻って行った。
「シズ殿!」
エレベーターホールへ駆け込んで来た女性をかえりみた人々は、一瞬、呆けたように声を失った。
しかし、当の彼女は、周りの視線に全く頓着することなく、大勢の人々に囲まれて困惑顔のエレベーターガールに駆け寄って行く。
「シズ殿、素敵なキモノをお貸しいただいてありがとう!すごくうれしい!!」
「まぁ、クリス様、とてもおきれいですよ」
クリスを見るや、シズも嬉しげに破顔した。
「ナッシュとサナエに着付けてもらったんだ!本当にありがとう!」
目にもあでやかな二人が、手に手を取って笑いあう姿に、周りに群れた人々は、あるいは呆然と眺め、あるいはうっとりと鼻の下を伸ばし、あるいは早足でその場を立ち去った。
その日、ビュッデヒュッケ城で道具屋を営むゴードン氏と交易場を営むスコット氏は、次々と駆け込んで来ては『ジャパニーズ・フリソデ!!』と絶叫する女性達に辟易したと言う。
そして、貴重な『民族衣装』を手にした女性達は、我先にナッシュを急襲し、彼の腕が度重なる力仕事に動かなくなるまで、彼の技術を酷使したと言う。
〜 Fin. 〜
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